「皮肉」の語源は仏教用語らしい

実は皮肉った文章が大好きなんだ。真意を付きながらも、シニカルに笑える、そんな文章を書いてみたいと常々思ってる。

実はね、先日ある本を読んだんですよ。「ケンブリッジ・オックスフォード合格基準」って本で、サブタイトルに

「英国エリートたちの思考力」「ビジネスにも役立つ、世界を変える思考法」

とかたいそうな紋々が並んでていかにも自己啓発本みたいだけど、中身は全然違うんだよね。

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一見すると自己啓発本にしか見えないけど…

原題のほうがセンスあると思うんだけど、自己啓発本だと思ってこれ買った人は残念な思いをするのではないかと。ちなみに、タイトルにある二つ大学のちょっと面白い入試問題に対して著者が試行錯誤するってのが中身。ってか問題によっては解答すらしてなかったりもするんだけど。イギリス人らしく問題文も著者の思考も皮肉たっぷりで、最初の質問なんかこれだよ。

あなたならどうやって警察に知られずに人に毒を盛りますか?

なるほどね。確かにケンブリッジ大学の学生には考えとかなきゃいけないことかもしれない。もしかすると僕も考えといたほうがいいかもしれないね。いつアイデアが独創的すぎるとかいう理由で人から恨みを買うかわかったもんじゃないから(笑)。まずはそうなれるように頑張るところからだけど。

この本の中で最も秀逸だと思った皮肉は注釈の中にあって、これ人に言いふらしたい!って思ったんだけど、会話の中で説明するのは難しい…。仕方がないのでここで紹介しましょう。

”面白いことに、今は「公僕」(public servant)という表現もほとんど使われず、「官僚」(bureaucrat)が好まれるようになった。事務机(bureau)の一部(crat)、すなわち机の材料の死んだ木(dead wood=無用の長物)だと思われているのだ。”