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RX-8のブレーキフルード交換

RX-8のブレーキフルードを交換しよう。本当はブレーキパッドとローターの交換と同時にしたかったんだけど、ブレーキパッドがなかなか届かなくて困る。

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フルード交換は2名以上がおすすめ

最初に書いておくが、ブレーキフルードの交換は2名以上でやってほしい。僕は一人でやってるけど…。2人いるといろいろ便利だし、何なら3人いると本当に早く作業できる。

あと初心者の人は絶対に一人で作業してはいけない。必ず技術のある人と一緒に作業すること。エアが噛んでしまってブレーキ動作不良を起こしたら最悪の場合他人を巻き込んでしまう可能性がある。

一人で作業する場合はワンマンブリーダーが必須。これは自作できる。

ボッチなのでワンマンブリーダーを自作する
ブレーキフルードの交換は2名以上で行うべきだし、3人いると素晴らしくはかどる。でも僕みたいな友達の少ないボッチは一人で作業するしかない…。そのためにはワンマンブリーダーが必須アイテムだ。 ワンマンブリーダーって何? ワンマンブリーダーって何...

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まずはタンク内のフルードを抜く

「いやその前にジャッキアップだろう…」というツッコミは無視だ!僕はすでにジャッキアップしてタイヤも外れている前提で話をしたいんだ…。

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交換前のフルードはこんな感じ。そんなに汚れてるいたり劣化しているわけじゃないけど、サーキットも走ったしフルード交換をして損をすることはない。

まずはこのタンク内のフルードをある程度抜いておく。抜かなくても交換できなくはないけど、たくさんブレーキペダルを踏まなきゃいけないのでめんどくさいし、めんどくさがってる間にエア噛む場合もあるし、新旧フルードが混ざりやすくなる。抜いておいたほうが何かと楽だ。

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本当は大きい注射器みたいなのがあればいいんだが、あいにくそんなものは持ち合わせていないので、自作ワンマンブリーダーを使ってタンク内のフルードを抜く。IN側のホースをタンクに刺したら反対側を口で吸って、あとはサイフォンの原理を使い自動的にフルードを抜く。ちょうど昔の暴走族が他人の車からガソリンをパクっていた方法と同じだ。そんなことしたことないけど。

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ちなみに、なんかちょうどいい感じにボトルをここに置くことができた。シリコンチューブは1mだけど、もうちょい長いと地面に置けて便利かもしれない。

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タンクの構造的にここまで抜くのが限界だ。完璧に全部抜くとエア噛みの恐れがあるので、気持ち残してこの作業は終了しよう。

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タンクから抜けたリンゴジュースブレーキフルードはこれぐらいの量があった。この方法だとそこそこ抜くのに時間かかるけど、半自動でできるので楽ちん。

タンクにフルードを入れる

タンクからフルードを抜いたので、新しいフルードをそこに入れよう。とりあえずMAXレベルまで慎重に入れる。ブレーキフルードは塗装をはがす性質があるのでこぼれると面倒だけど、オイルと違って吸水性があるので水で流せる。もしこぼしてしまった場合は慌てず、いったんタンクのキャップを締めてから水で流そう。このために別のボトルやヤカンに水を入れておくと安心かも。

ブレーキキャリパーからフルードを抜く

いよいよ本番だ。ブレーキキャリパーについてるブリーダープラグからフルードを抜いていこう。

前

後ろ

後ろ

前後のブリーダープラグの位置は写真の通り。ちなみにRX-8の場合、前が8mm、後ろが10mmのプラグになっているので、8mmと10mmのメガネレンチを用意する。

作業する順番は、マスターシリンダーがから遠い順に

  1. 左リア
  2. 右リア
  3. 左フロント
  4. 右フロント

と作業する。全部の個所でやることは同じだ。

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まず最初にブリーダープラグにメガネレンチをセットし、そのあとにワンマンブリーダーのIN側ホースを装着する。逆方向につけるとホースが飛ぶだけでなくエアが噛んでしまうので注意しよう。また、メガネレンチは大体45°ほど回せば十分なので、それぐらい回れば勝手にメガネレンチが止まるような障害がある位置にセットしよう。

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メガネレンチを軽く緩め、運転席に移動してブレーキペダルを踏む。ゆっくりと一番奥まで踏んで、戻す時もゆっくり戻すのがエアが噛まないためのコツ。ペダルにちょっと重たいかな?ぐらいの抵抗感があれば、ブリーダープラグの緩め方としてちょうどいい。

最初は5回程度踏んだらタンクを確認して、どれだけフルードが減っているかを確認する。これでおおよそ何回踏んだらどれだけフルードが出るのかを知れる。踏みすぎるとフルードがタンクからなくなってエアがなくなってしまうので、その前にタンクにフルードを足していく。それと同時に、チューブの中のフルードの色もチェック。新品になったらこの時よりもきれいなフルードが出てくるので、その色の差を見てきれいになるまでブレーキペダルを踏む。

きれいな色のフルードが出てきていることを確認したら、ブリーダープラグを締め、そしてホースを外す。この順番を逆にするとエアが噛む。そして次の場所でも同じことを繰り返す。

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4か所全部を交換し終えたら、タンクのMAXレベル付近までフルードを足して終了。RX-8の場合、フルード全交換だと600~700mLほど必要だと思われる。

あと今回はついでに前後のタイヤローテーションもした。左リアのタイヤがそろそろスリップサイン出そう…。左側が右側に比べて減ってるのはやっぱり右回りのサーキットばっかり走ってるからだろうなぁ。

DIXCELのフルードに交換してみた

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ちなみにだが、今回はDIXCELのDOT5.1フルードを使ってみた。普段使ってる古河薬品工業(KYK)のDOT4の倍以上の値段がするのでちょっと期待もしているけど、そもそも普段のフルードで何ら問題ないのでどう期待していいのかもよくわからない(笑)。交換してまだ全く乗っていないので感触の違いも不明。

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