RX-8のクーラントを交換する方法

RX-8のクーラントを交換する。僕のエイトは去年LLC(ロングライフクーラント)を交換したんだけど、その時にケチって原液を2Lしか入れずかなり希釈率が低い(25%ぐらい)まま走っていたんだけど、さすがに冬を越す時はひやひやした(笑)。九州の海が近い場所に住んでるので全然問題なんだけど、すっきりさせたいので交換する。普通LLCは2年ぐらい持つので、車検毎ぐらいのペースで交換すればOKだけど、主成分のエチレングリコールが使っていくとだんだん酸化して腐食性物質が生成されていくほか、防錆成分の性能も落ちていく。そもそもの冷却性能の低下以外にもラジエーターの詰まりやウォーターポンプの故障を引き起こす原因にもなるので、サーキットをよく走るような人は年一ぐらいで交換してもいいかも。冷却性能を高めた特殊なクーラントじゃない限りそんなに高い物じゃないし。

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RX-8のクーラント交換

というわけで用意したのはモノタロウのクーラント。LLCは赤と緑があって、マツダ純正は緑色なのでそれに合わせた。別に赤を入れてもいいけど混ぜないようにした方が無難。RX-8はLLCが8Lほど入るので、2Lボトルを2本用意して希釈率45%に調整する。JIS規格品なので希釈率50%の時の凍結温度は-35℃となり、ロシアにでも行かない限り大丈夫。ちなみにこのモノタロウLLCは古河薬品工業のOEMらしい。

希釈しないタイプのLLCもあるので、それを使う場合は必要な分だけ購入しておく。

LLCを排出する

まずはジャッキアップする。作業スペース+LLCを受けるバケツが置けるぐらいの高さが必要なので少々高めにジャッキアップするほうが楽ちん。それができたらLLCのサブタンクのキャップを開けておく。

車両前方の助手席側から車両の下をのぞくとこんな感じに穴の開いている場所から+のネジ山が切られた樹脂のボルトが見える。これがラジエーターの排出口。+ドライバーでクルクルっと回してLLCを排出する。

またRX-8はエンジンにもLLCの排出口があるので、そちらからもLLCを抜く。助手席側から見て、オイルパンについている油温センサー(?)の真上あたりにボルトが2本あるのだが、それの車両前方側のボルトがLLCドレンボルトになっている。銀色のパッキンが付いていて、14mmのメガネレンチで外せる(写真を撮り忘れた…)。真横に噴き出すようにLLCが出てくるので注意。

排出できたら二か所共にしっかりとボルトを締める。

LLCを入れてエア抜きをする

LLCを入れるための専用工具もあるにはあるが、ペットボトルで十分に代用できる。極力漏れないように1.5L~2Lサイズのペットボトルを写真のように長めにカットするのがいい。

またペットボトルの口にはビニールテープを巻いて、サブタンクの口にしっかりとハマるように調整する。

最後にサブタンクから出ている、タンク内の圧力を抜くためのホースをクリップなどで摘まんで、LLCが漏れないようにすれば準備はOK。

準備ができたらLLCをどんどん入れていく。先ほども言ったほうにRX-8には8LのLLCが入り、LLCの原液を4L用意したので、

原液2L→水道水2L→原液2L→水道水2L

の順でサブタンクから投入した。LLCが入っていたボトルに水道水を入れれば2Lが簡単に測れるので便利。水道水がそのままだと錆びの原因になるおそれがあるので交互に入れたが、はっきり言ってそこまで気にしなくてもいいと思う。最初のLLCを入れたタイミングで外したドレンボルトからLLCが漏れていないかどうかをチェックすることも大切。また最後の水道水2Lはおそらく全部は入らないが、この後のエア抜きに備えてボトルに取っておく。

エア抜き

ペットボトルの中にある程度水が入っている状態でエンジンをかけて、アイドリング状態でしばらく放置する。だんだん水位が上がっていくかもしれないが、作業した日は夏の暑い日だったので5分もすれば水温が上がってサーモスタットが開き、ペットボトルの中の水が減っていく。ペットボトルから水が無くなったらつぎ足す。

さらに放置していくと電動ファンが回るぐらいにまで水温が上がりだし、さらにペットボトルの中のLLCが吸い込まれていくのでそしたらまた水を足す。これを繰り返し、水が減らなくなったらOK。

サブタンクの中にLLCが入っていることを確認したら、ペットボトルを外してキャップを締め、排出ホースからクリップを外し向きを戻したら完成。

近所を走ってLLCの量を確認

また最後に近所を適当に15分ほど走り回り、LLCの量を確認する。ここで量が減っていたら水道水をつぎ足す。減っていなければエア抜きは完璧だ。

※LLCの処理

LLCに含まれるエチレングリコールは毒性の強い物質なので、決して下水道などに流してはいけない。おむつなどに使われる高吸水性ポリマーや適当な新聞紙に吸い込ませて燃えるごみとして処理する方法もあるが、ポリタンク等に入れてガソリンスタンドやディーラーなどのLLC販売店に引き取ってもらうほうがオススメ。

また地面にこぼれたLLCについてはできるだけ拭き取り、それでも残ってしまった場合は多量の水を使って洗い流す。これができない人はDIYで交換すべきではない。