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エブリイのヘッドライトをHID屋のLEDバルブに交換|DA17V

DA17Vエブリイは貨物車両なだけあってハロゲンバルブのヘッドライトが装着されている。これをLEDバルブに交換していく。

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ハロゲンバルブが意外と明るい

ロービーム
ハイビーム

ちなみにこれが元のハロゲンバルブの状態。「どうせハロゲンでしょ」とバカにして車が手に入る前からLEDバルブを用意していたのだが、実際見てみると思っていたよりも明るく、近所を走るだけならこれでも十分だな~と正直思った。新しい車はすごい。

ただ僕は夜間を長距離走ったりする予定なので、もっとガッツリ明るくしたい。

HID屋の一番明るいLEDバルブ(Mシリーズ)を用意

というわけで用意したのがHID屋のLEDバルブ。名前が矛盾している気がするが気にしてはいけない。HID屋のLEDバルブには

  • Iシリーズ:12600lm
  • Gシリーズ:14880lm
  • Mシリーズ:17880lm

の3種類があり、それぞれ予算に合わせて明るさを選べるようになっている。今回選んだのは一番明るいMシリーズ。せっかく買うなら明るくしたい。ちなみに色温度は6500Kで、エブリイに適合するのはH4。

Amazonなどを見れば激安の中華LEDバルブが多数出品されており、それはそれで魅力的ではあるのだが、カットラインがうまく出なかったり、言うほど明るくなかったり、視認性が悪化したりと結構博打な側面がある。やたらめったら高いバルブを買うようなお財布を僕は持っていないが、こういう安全性に直結するものに関しては多少信頼できるものを買うべきだろう。

中身は本体、取扱説明書、おまけのT10LEDバルブとなっていた。

このLEDバルブはボディがアルミ合金で作られており、冷却ファンも備わることで長時間使用時の放熱性を確保。これによって光量落ちを防いでいる。

エブリイはヘッドライト裏のスペースが狭く、裏側の突出が少ないバルブがいい…という話がちらほらあるのだが、僕が見た限りDA17型に関してはそこそこ十分なスペースがあった。結果から言えばこのバルブも余裕で装着可能だった。

LEDバルブへ交換

ヘッドライトの取り外し

単純にバルブを交換するだけならヘッドライトを外さずとも可能(なはず)だが、作業スペースが狭い上に目視確認できないので、今回はヘッドライトを取り外す。

まずはフロントバンパーを取り外す。

ヘッドライトの上側は、2箇所のネジ(青)と一箇所のクリップ(赤)で止まっている。

側面はバンパーライナーの中にネジが一箇所ある。これを外せばヘッドライトが取れる。

あとはヘッドライト、ポジション、ウィンカー、レベライザー用のカプラーを外せば完全にヘッドライトが取れる。

ヘッドライトバルブはゴムカバーの奥にあるので、ゴムカバーを引っ張って撤去。

バルブを押さえているバネを外せば、バルブが取れる。

LEDバルブを装着

HID屋のLEDバルブはベース部分が別体になっているので、ベースを回して外す。だいぶ固くて手が痛い…。

ベースだけ先にヘッドライトの中に入れ、バネで抑える。

バルブの取説によると、先にゴムカバーをバルブに装着してから取り付ける、とのことだった。しかしこれが結構難しい。この状態でバルブをベースの奥までぐっと差し込んでひねるのはだいぶ難易度が高い。

この画像だとゴムカバーの向きが間違っている

なので先にゴムカバーを付けてから、

バルブを差し込んでひねると、かんたんに作業できた。バルブの側面からケーブルが出ているのでゴムカバーが若干歪むがこれは仕方がない。

このLEDバルブは向きが変更できる仕様になっているが、ほぼ垂直になるようにセッティングする。僕の場合は一番奥まで回せば正しい位置に来た。

ついでにポジションをLEDに交換

作業のついでにポジションをLEDバルブに交換。ひねってバルブを差し替えるだけ。

点灯確認と復旧

完全に戻す前にヘッドライトを仮固定して点灯を確認。全く問題なく点灯した。昼間だがすでにめちゃくちゃ明るい…。

バラストはここに固定した。 バラストは熱を持つので樹脂ではなく金属のボディに取り付けたいところなのだが、バルブ~バラストのケーブルが短く、固定の自由度がちょっと低いので取り付け場所には悩まされた。光軸調整をするためのメンテナンスホールを利用して固定しているのでイマイチだが、取り外す際の作業性などを考慮したらここしか無かった。

あとは全て元に戻して作業完了。

目が覚めるような明るさで夜間走行も超快適

ロービーム
ハイビーム

LEDバルブ交換後の様子がこれ。ハロゲンと比較すると圧倒的に明るい。僕の持っているRX-8のHIDヘッドライトと比べても遜色ないどころか、もしかするとより明るいかもしれない。LEDバルブならではの立ち上がりの良さで、スイッチを付けた瞬間から超明るいのがすごくいい。

ロービームはしっかりと手前を照らしていて、カットラインもきちんと出ている様子。ハイビームは遠くはもちろん、H4バルブだとどうしても暗くなってしまう手前も十分な視認性がある程度に明るく、全体が見やすい。LEDバルブならではの直線的な明かりで、物がクッキリはっきりと見えるので、目を凝らして見る必要が無くなった。

ただ照射範囲の明るさに若干のムラがあるのは気になる。これはもともとのハロゲンバルブでも見られたので、ヘッドライトユニットのリフレクター性能によるものだろう。バルブが明るくなったぶんだけ余計に目立つ様になってしまった。ただ慣れたらすぐに気にならなくなった。LEDバルブの冷却ファンの音は、ヘッドライトの前で聞き耳を立てれば確かに聞こえるが、車内だと全く聞こえない。反対車線側から見てみると少し目に刺さるような眩しさを感じたが、ここ最近純正でLEDヘッドライトの車が増えてきているので、それと比べてもそんなに違和感は無い程度に思える。

実際にこのバルブで長時間の夜間走行を行ったが、とにかく明るく見やすいので、目の疲労感は極めて少なかった。体感的に明るさが徐々に落ちていった様子は無く、安定して高い光量を保っていた。DA17Vエブリイの場合はバルブ交換の手間が若干あるが、夜間の視認性を確保したい人にはおすすめのカスタムだ。

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