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モーターランド鈴鹿の攻略法

あまりメジャーではないけども、実はかなり奥が深く、コーナーのバリエーションに富んだサーキット…それがモーターランド鈴鹿。強く立ち上がりを意識するヘアピン、3速全開で駆け抜ける高速コーナー、ストレートへの素早い脱出を目指すインフィールドセクションなど、ドライビングテクニックを磨くための要素が詰まっている。

個人的に結構好きで、走るたびに学びがあるこのサーキットの攻略法を考えてみる。なお、あくまで素人の考える攻略法なので参考までに。

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モーターランド鈴鹿の攻略法

モーターランド鈴鹿の大まかな攻略法は3点。

  1. 2つのヘアピンは、後の長いストレートを活かす
  2. 外周のボトムスピードを上げる
  3. インフィールドは走行距離を短く

これを意識しておけばだいたいOK。

1コーナー

ストレートを斜めに走っての1コーナーは、ホームストレートが下っているのでブレーキングは思っているよりも少し早めに始めるほうが良い。ちょうど入り口外側にある縁石の真ん中ぐらいでブレーキングを終了させ、ハンドルを切り込んでいく。クリップは少し奥、イン側の縁石はかすめるぐらいを狙う。

続くバックストレートが上りなので、なるべく進入でしっかりと曲げ、出口に向けてスムーズな加速体制を取りたい。外側の縁石は多少は使えるので乗っても大丈夫だが、そういうときは曲がれていない証拠なので、少しボトムスピードを下げてでも小さく曲がったほうが良い印象。

外周

モーターランド鈴鹿攻略の肝となる外周コーナー。入り口にある30Rは実質直線だが、次のブレーキングに合わせて直線的にアプローチできるラインを探る。

外周は3つのRが組み合わさった複合コーナーだが、実質的には一つのRで曲がれる大きなコーナー。出口に向かってゆるくなるので、進入でしっかりと姿勢を作る。

最初の20Rの手前では、道幅の中央~外側3/4ぐらいの間でアプローチ。タイヤや路面のグリップレベルが低ければ更に外から、逆にグリップが高ければもう少しイン側から攻めていくと距離が短く取れてよいが、インに寄り過ぎると外周コーナー全体のボトムスピードが下がって結構なタイムダウンが起こることも。個人的には3/4ぐらいから入るのが一番楽で速い。

少し曲がりながら行うブレーキングは中くらいの強さで短く踏んで、速度調整と曲がるきっかけを作る。ここでハンドルを切り込んで、しっかりと舵角を保持。そのままなるべくコンパクトに2つの20Rを抜ける。1個目と2個目の20Rの間ぐらいからジワッとアクセルを踏み込んで、ハンドルは一定のままアクセル開度に応じてラインが外に広がっていくことを意識する。なるべくスムーズに、車のロール角が一定のまま無駄な動きをさせないことが重要。

2つある20Rのイン側の縁石は両方ともかすめるぐらい。縁石が少し高いので乗りすぎると危ない。

ヘアピン

外周後のヘアピンは最高速度で突っ込むコーナー。入口が下り+ブレーキングポイントのグリップが妙に低いので、少し早めのブレーキングが吉。きっちり速度を落としてハンドルを切る。

それ以外はコーナーの大きさ等1コーナーとほぼ同じイメージ。出口が上りかつ長い直線が待っているので、抵抗なくスムーズに立ち上がれることを意識する。どんなに進入速度を上げてもドアンダーで曲がってしまってはタイムは上がらないので、コンパクトにしっかり曲げて、車が出口を向いたらしっかりアクセルを開けていく。

ちなみにコーナー出口はガードレールがあるおかげでかなり狭く見えるのだが、道幅は他と変わらない。外側の縁石を踏むところまで行くのは速くないが、思っている以上に道幅はあるはずなので、アウトラップやクーリング中にコース幅をチェックすると良い。

インフィールド

インフィールドは最終コーナーの脱出速度を高める以外全て捨てコーナー。一つ一つを速く走るよりも、全体を通じてなるべく短距離になるようなライン取りを行う。

最初の進入はどうしても横Gがかかった状態でのブレーキとなるので、少し斜めに走りながらダラダラと中くらいの強さのブレーキをかける。グリップが低い場合は外周コーナーの進入ぐらいガッツリ踏んで斜めに止めるのもアリだが、ハイグリップタイヤの場合は挙動を乱さないように減速させることを意識したブレーキングのほうが良い感じ。

ここからほぼ惰性で次のコーナーまでインに付けたまま走る。アウトに膨らむと次のコーナーがきつくなるのでできる限りインに寄る。ここで一度軽くアクセルを踏めるか踏めないかは手前のライン取りによって変わってくるが、少なくともガッツリアクセルが踏めるのは手前で止めすぎ。

軽くブレーキしてからの右コーナーはとにかく小さく曲がり、次の2つの左コーナーに向けてアプローチする。

次の左はクリップをあえて外し、Rのキツいその次の左を小さく曲がることを意識。ここの出口ではらみすぎると、最終コーナーにうまくアプローチできなくなるので、中央より少し左にいられるようにする。

最終コーナーは軽くアクセルをオフにして進入し、縁石を舐めか、乗るならガッツリ乗って、入り口でしっかり曲げて早めに車の向きを変えた後に直線的に脱出。最終コーナー出口でなるべくハンドルを切っていない状態でアクセルを開けられるようにする。ここでドアンダーの状態で立ち上がってしまう場合は、進入時のアクセルオフ時間をもっと伸ばすか、あるいはより緩くアプローチできるようなるべく左によった位置から進入できるよう、手前のコーナーの速度を落とす必要がある。

ホームストレートは斜めに走って、次の1コーナーに備える。これでモーターランド鈴鹿の一周が終了。

しっかりコンパクトに曲げることがタイムアップの鍵

モーターランド鈴鹿は、ストップアンドゴーな2つのヘアピン、ジムカーナ的なインフィールドがあるので、基本的にしっかり止めてコンパクトに曲げ、無駄なく加速できる体制をとれるとタイムアップに繋がる。多分。

エスケープが狭いのと縁石が高い事もあって、なかなか慣れないとコース幅をしっかり活かすのが難しい部分もあるが、ラッキーフライデーやいろんなイベントを活用して攻略を進められるはず。

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