読んで字のまま、オートポリスのサーキットライセンスを取得してきた。
国際サーキットはサーキットライセンスが無いと(ほぼ)走れません
僕みたいに安くて気軽にモータースポーツを楽しみたい、ぐらいの人だとサーキットライセンスの要らないミニサーキットがちょうどいい。速度域が低い分だけ何かあった時のリスクも低いので、トータルで考えてのコストも安い。
正直なところコスト的にミニサーキットの方がありがたいのだけども…九州にはそういうコースがほぼないので、いつか取ろうと思っていたオートポリスのサーキットライセンスを取りに行ってきた。
オートポリスに限らずだけども、この手の国際サーキットは100%サーキットライセンスを取得していないとスポーツ走行ができない。ライセンス無しで走れる走行会とかもあるけども、僕は好きなタイミングで走りたいので取得することにした。
1週間前にネットで予約→朝9時45分受付
オートポリスのライセンス取得方法は公式サイト以下のページに書いてある通り。
- インターネットで講習会のある日付を予約する
- クレジットカードがあれば予約時に支払いも済ませる
- 当日の朝9時45分までにコントロールタワー1回で受付をする
- 10時から座学
- 12時半に終了
- 13時から走行可能
という流れ。持ち物としては
- ヘルメット、グローブ
- 現住所が記載された運転免許証や健康保険証などの本人確認書類
- 口座届印鑑
が必要。特に次年度以降の更新料引き落としのためにに銀行印が必要なのは注意したほうがいいかも。
濃霧の中サーキットライセンスを取得
というわけで、実際にオートポリスへコースライセンスを取りに行ってきた。当日は結構な濃霧だったこともあり時間ギリギリに到着。ライセンス取得後に走るつもりで来たので、車は空いているピットボックスに入れておいた。
ちなみに、コースライセンスを持っていると入場料の500円が免除されるのだけども、ライセンス取得日は必要となる。
Aパドック奥のメインコントロールタワー1階で受付を済ますと、2回の講習室へ案内された。10時になると講師がやってきて、他の受講者たちと一緒に座学の時間となる。座学の内容は配布されるテキストブックに沿っていて、
- 心構え
- コースライセンス料の話
- 保険
- 二輪・四輪それぞれの車両・服装規定
- スポーツ走行の手順
- ピット・パドック使い方
- コースイン・ピットインの手順
- クラッシュ・トラブル時の対処法
- フラッグ・シグナルの意味やポストの位置
- クラッシュ等による施設破損時の事柄
といった感じ。主にお金の話と、サーキットを走るうえで認識しておくルールやマナーの話、そして一部のローカルルールの話となっていた。
12時頃に座学が終わると、サーキットの車に乗り合いする形で、各ポスト(フラッグが出される場所)の位置や、コースイン・ピットインの手順を説明される。…のだが、上の写真の通りこの日は濃霧だったので、ポストがほぼ確認できなかった…。
これらが終わると、受付でライセンスが交付される。郵送などではなく、その場でライセンスが受け取れるのは嬉しい。
ちなみに、オートポリス・岡山国際サーキット・スポーツランドSUGOの3コースはライセンスが共通化されているので、これがあれば他のコースも(ゲストフィーがかかるが)走行できる。
入会日当日の午後から走行できるのだが、入会金に含まれるスポーツ安全保険は翌日からしか適用されないので、当日に走る場合は見舞金として500円が必要になる。オートポリスは我が家のすぐそこにあるような距離感では無いので、せっかくだから霧が晴れるのを待って走ってみることにしたのだけども…。(つづく)
コメント