【楽ちん】エンジンオイル上抜きのすゝめ【手動式オイルチェンジャー】

エンジンオイル交換って地味にめんどくさい作業だと思う。3000~5000kmごとぐらいにはやらなきゃいけないのに、いちいちジャッキアップして車の下にもぐって、ドレンボルトを抜いて手を汚して、オイル受けを下に引いても風でオイルがなびいて地面に付いて、ドレンボルトを締め直したらオイルを入れて…あぁめんどくさい!

手動式オイルチェンジャーを購入

ドレンボルトからオイルを抜くのはめんどくさい。しかし、「上抜き」という方法を使えば、ジャッキアップの必要なくオイルを抜くことができるらしい…。

というわけで上抜きするために、手動式のオイルチェンジャーを購入。容量は6Lなので、エンジンオイル量が4L弱のRX-8にはピッタリサイズ。

上抜きでエンジンオイルを抜いてみる

前回のエンジンオイル交換から約4900km、ちょい足ししてから約2400km走り、ミッションのフィーリングも悪くなっ...

ミッションオイルやブレーキフルードを交換するついでに、この手動式ポンプを使ってみる。作業のついでに行ったので、本来は行うべきだという、エンジンを暖気してオイルを温める工程はパスした。

レベルゲージの差し込み口に、ポンプの吸引ホースを差し込む。吸引ホースは途中から先が自転車のアウターケーブルのような(というかそれそのもの?)硬い素材でできているので、差し込んでいくと「コツン」という感触と共にオイルパンの底に達したことがわかる。

その状態でポンプを動かして、チェンジャーの中を負圧にすると…、

じわじわっとオイルが吸引ホースの中を通ってくる。ホースが細いことも相まって、結構時間が掛かりそうな感じがわかる。

20分ほどで終了

ある程度吸引されると負圧が足りなくなってオイルを吸わなくなるので、途中で何度かポンピングをしていくと、20分ほどでオイルがすべて抜けた。他の作業をしながらだったのでそこまで待った感じはしなかったが、オイル交換だけだと割と時間がかかるような印象。しかしジャッキアップすることを考えれば少し遅いか、あるいはオイルを温めればもっと早く終わるのかもしれない。

そのまま廃油を捨てられる

吸引ホースを排出ノズルへと付け替えれば、そのまま廃油を捨てられる。僕は使用済みのペール缶に廃油をストックしているが、廃油処理用のオイルパックに捨てる時にも便利だと思う。

試しにドレンボルトを開けてみたところ…

上抜きし終わった時には確かにオイルパンの中のエンジンオイルが全て抜けたという手応えがあったものの、果たして本当に全部抜けてるのか?それが気になるので、ドレンボルトを開けてみた。すると…

オ イ ル が 一 滴 も 出 て こ な か っ た

下抜きするときにはいつまでたってもオイルが垂れてきて嫌になるのだけども、それが一切なし。どんだけ綺麗に抜けたんだ…。

よく抜ける分だけ、入れるオイル量も少し増えた

いつも下抜きするときは3.5Lのエンジンオイルを入れるのだけども、今回はいつも通り入れると、レベルゲージで確認するとオイル量が下限ギリギリだった。そこで0.5Lだけオイルを足すと、ちょうどいいオイル量になった。どうも下抜きの時以上にオイルがよく抜けるので、その分だけオイルを増やさないといけないようだ。

おそらくこれは、RX-8にはオイルクーラーが付いているためではないかと思われる。下抜きの時以上に時間をかけてオイルを抜いたので、オイルクーラーにたまっていてちょろちょろと出てくる分まで抜けたのかもしれない。

下抜きと上抜きでオイルの抜ける量が変わることがあることが分かったので、この辺はそれぞれの車によって確認が必要だと思われる。

※上抜きができない車種もあります

RX-8の場合は綺麗にオイルが抜けたものの、一部の車種では抜けない場合も考えられる。それは、オイルパンにオイル偏り防止のバッフルが入っている場合や、レベルゲージのガイドが途中で屈折している場合だ。そのような構造をしている車種では、吸引ホースがオイルパンの底に到達しなかったり、オイルを十分に吸い出せないことがあるはず。

基本的に自動車のエンジンは、オイルをドレンボルトから抜くことを前提に設計されているので、上抜きできない場合は素直に下抜きでオイル交換をしましょう。

ジャッキアップしないオイル交換がこんなにも楽だとは…

今回は別の作業のついでだったのでジャッキアップ状態で行ったが、普段のオイル交換であれば地面にタイヤが接地した状態でエンジンオイル交換が可能。それがいったいどれだけ楽な事かは、普段自分でオイル交換をしている人なら容易に想像できるはず。実際、今回もエンジンオイル交換だけで考えれば、なんて楽なんだろうと思った。

手もほとんど汚れず、地面に寝そべる必要もないので服の汚れを気にすることもない。ドレンボルトを外すための工具すら必要ない。難点があるとすれば、オイルチェンジャーが地味に場所を取るということぐらいだろうか?今までの苦労はいったい何だったのだろうと思うぐらい楽なので、DIY派には上抜きでのオイル交換を強くオススメしたい!