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グリップ走行での高い性能に期待!Zeknova RS606 R1を購入

かつてのZESTINO Gredge 07RSが消滅して以来、「国産ハイグリ並みのタイムが出るアジアンタイヤといえばこれ!」みたいなものが無くなってしまったように思う。いや、あるにはあるのだけど、最近特にアジアンタイヤはドリフトに力を入れたものばかりで、国産は86レース用がベースの超高価で尖った性能のハイグリがタイムアタックでは主流になってしまったので、

「庶民のお財布の範囲で楽しめるいい感じのグリップ用タイヤ」

みたいなのがいったいどれなのか分からなくなってしまった。僕はグリップ走行で安くて楽しめるタイヤを求めているので、正直この状況は困る。かといってすでにロングラン商品になっているものをもう一度買うのもつまらない…。

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Zeknova RS606 R1

そこで今回僕が選んだのがZeknova RS606 R1。ZESTINOの後継になるか!?と鳴り物入りで2018年末に現れ、実際そこそこいいらしいのだが、この不遇の時代に生まれてしまったが故に(?)意外とレビューが少ないタイヤだ。初期のType-HだType-Sだ種類があったり、そもそもどこで買えるのかいまいちわからなかったりしたのも原因だったとは思うが…。

現在R1(TW140)・R3(TW100、ドリフト向け)・R4(TW240)と3種類のコンパウンドが存在するRS606だが、今回買ったのはグリップ向けに開発されたというR1。初期モデルで言うところのTW140のType-Hと同じらしい。

選んだサイズは全て255/40ZR17 94W。製造は4本共に2020年第10週だった。この時中国は新型コロナウイルス流行の真っ最中だったはずだが、タイヤ工場は動いてたんだ…と思ってしまった。ビート上部には滑り止めのローレット加工が施されている。

UTQGは140AAA。DESIGNED IN JAPANと誇らしげに書いてあるがMADE IN CHINEで、ZESTINOと同じ工場で作られてるそう。

トレッドパターンはADVAN NEOVA AD08Rを思い起こさせる感じで、今回入手したものにはショルダーのラーメンマークは無かった。溝の深さはセンターで6.2mm。横の溝は一段高いところにあり、それぞれ4.4mmと5.4mmだった。サイドの溝が一段浅いので新品からしっかりした手応えがあるかもしれない。センターの溝の部分だけタイヤ裏面がわずかに膨らんでいるのが気になる。

トレッドパターンはブロックの長さがそれぞれ不均等になっていて、ロードノイズに配慮されている。シーランド比は普通のラジアルタイヤの範疇にある。

また金型が痛んでいたのかやたらと粗が目立ったZESTINO ACROVA 07Aとは違い、成形はとてもきれい。丁寧に作られているのが伝わってくる。

トレッド~ショルダー部分が超硬い

Zeknova RS606 R1を手で触ってみた限りでは、トレッド~ショルダー部分が非常に硬くできている。トレッドは手で押してもほとんど凹まず、ショルダーはカチンコチン。トレッドコンパウンドもこの手のものにしてはあまり爪が立たないぐらいに硬質に思うが、普通に手で転がしても小石はガンガン拾う。

ショルダーが硬いのであまりたわまないが、トレッドに対してサイドウォールは案外柔らかめに思う。肩が無くなってくるとどうなるのか気になる…。

タイヤ重量は11.6kgと、同サイズのATR-K SPORTに比べて200g重かった。この辺りは格安アジアンなので仕方がないとは思うがもう少し軽く作ってほしい。

高いグリップ性能に期待

ドリフト向けをベースとして開発されてはいるのだろうが、Zeknova RS606 R1は今どきのドリフトタイヤの、まるでドラッグタイヤのようなとにかく冷間時からの一発のグリップを狙ったものではなさそうな感触ではなかった。連続周回可能な硬めのコンパウンドとしっかりした剛性でタイムを出すタイプのタイヤだろうと思われる。どんなパフォーマンスを発揮してくれるのか楽しみだ。

装着@158375km

レビュー

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