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結局アナログが最高。エーモン タイヤ溝ゲージ(金属製)はシンプルイズベストなデプスゲージ

タイヤの溝の残量を知りたいと思った時に、デプスゲージがあると非常に便利で正確に測ることができる。サーキット走行ではもちろん、街乗り用のタイヤであっても、タイヤの残量を把握することは安全性に大きくかかわってくる。

そんなわけで中国製のデジタルデプスゲージを持っているのだけども、一つ問題が有った。

使いたいときに電池が切れてる!

ということが割と起こるのだ。悪いのは製品ではなく、ボタン電池を常備していない僕だということは火を見るよりも明らかなのだけども、こういうのは地味にストレスとして溜まっていく…。

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エーモン タイヤ溝ゲージ(金属製)

というわけで、イライラしてボタン電池ではなく新しいデプスゲージを買った。選択肢はいろいろあるが、エーモン タイヤ溝ゲージが一番安くてシンプルでベーシックな造りだったのだ。

もっとシンプルで安いのもあるにはあるのだけども、こっちはなんだかちゃちな感じがして…。

ノギスと同じ見方で0.1mm単位で計測可能

このエーモンのタイヤ溝ゲージは、主尺と副尺があるので、ノギスと同じ方法で0.1mm単位まで計測することができるようになっている。

例えば上の写真であれば、主尺の5mmと6mmの間に副尺の0点があり、副尺の4点が主尺の線とぴったり重なっている状態なので、タイヤの溝(主尺の突き出し量)は5.4mmと読める。ノギスになれている人ならシンプルで見やすいし、一度慣れてしまえば誰でも使えるはず。

コンパクトで扱いやすい

エーモン タイヤ溝ゲージはこれまで使っていた、Amazonで大量に売られているデジタルデプスゲージよりも一回り小さいコンパクトな造り。

コンパクトなのでタイヤとフェンダーの隙間に差し込んでスッとタイヤ残量を測れる。タイヤに当たる面はしっかりしているので安定感があるし、スライドゲージも適度な硬さで固定されるのできちんと計測できる。

簡単に分解できてしまう点と、実は50mmまで計れないのは気になる

エーモン タイヤ溝ゲージはめちゃくちゃシンプルなので、使用に当たって気になるところはほぼないのだけど、問題もあった。

一つはいとも簡単にゲージが外れてしまうこと。前後どちらかに引っこ抜けば簡単に取れてしまうし、中央にある板バネも挟まれているだけなので脱落してどこかに消えてしまうだろう。収納時はちょっと注意が必要かも。

またパッケージには「最大測定値50mm」と書かれているが、50mmまで突き出すとゲージが上側の固定から外れてしまう。なので実は測れても49mmまで。あと5mmスライドゲージが長ければ…。僕は深さ50mmの物を測る予定がないので問題ないが。

タイヤの溝を測るぐらいならこれで十分

タイヤの溝を測るぐらいであれば高精度な物なんて必要ないのでこれで十分。シンプルで使いやすいし、何よりも電池切れからも解放された。結局アナログが最高。

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