ほんの数日前にモーターランド鈴鹿を走ったばかりだと言うのに、もう一つサーキットに行きたくなった。本当は美浜サーキットに行きたい気分だったのだが、この日は3連休ということもありイベントが開催されていた。一体どこだったらスポーツ走行できるのか。色々と調べた結果、オートランド作手に向かうことにしたのだった。
大盛況のオートランド作手
オートランド作手はトヨタ経済圏にある。トヨタ関連企業といえば祝日ガン無視のトヨタカレンダーで動いているので、3連休の祝日なんて彼らには関係ないはず。普段の平日と変わらない快適なスポーツ走行ができるんだろうと思って向かったら…
作手
— ひゃっかいだん (@hyakkaidan) October 13, 2024
台数多いな… pic.twitter.com/tJ8cCzS1Og
車多すぎだろ…。
朝イチの9時枠に余裕で間に合うように向かったのだが、徐々に車が集まってくる。ある時点では16台もパドックに車がいた。混んでるのは嫌だな~と思いながら管理人さんに話を聞きに行くと、すでに9時枠は12台いて満員御礼とのこと。
聞けばなんとこの日はトヨタもホンダも珍しく休みらしく、皆久々の3連休を満喫していた様子。僕が完全にタイミングを誤っただけの話だった。
そんなわけで走行枠は10時に変更。結局10時枠も11台と盛況だったが、朝イチの涼しい時間帯にタイムを狙ってくるタイプの人が減る分だけ多少走りやすくはなる。まぁその分だけ気温は22℃と10月中旬の作手にしては高めだし、日差しもかなり強め。
NANKANG CR-Sの空気圧設定を試す
モーターランド鈴鹿でNANKANG CR-Sの気難しさにやられてしまったが、ガツンとブレーキを踏むコーナーがほとんど無いオートランド作手だとなおさら相性が悪い気がする。ただ前回は最初からかなり空気圧を落としてスタートさせたので、今回はその辺りを調整しながら走ってみたい。
ひとまず空気圧は冷間160kPaに設定。減衰は最弱から数えて前28段の後16段と旋回性重視なセットでコースイン。
ところがこれが全く踏めない。とにかくリアがふわふわして仕方がないし、1~2コーナーやブラインドコーナーでの安定感が皆無。その分トップターンや最終コーナーは悪くないが、流石にこれは乗りづらい。
フロントは悪くなさそうなのでリアの減衰だけ22段目にアップ。また空気圧は温間185kPaまで上昇していたので、180kPaに揃えて再コースイン。リアの落ち着きがだいぶ良くなってアクセルを踏めるようになって、タイムも30.6秒がポンポン出る。でも多分リアの落ち着きがないのはメインスプリングが100mmとかなり短いのも理由かもしれない…。また、感触的にはタイヤの空気圧が高すぎる。
温間170kPaで自己ベスト更新
チェックしてみると空気圧が190kPaまで上昇していた。やっぱりこのへんまで行くと全然タイヤが潰れてくれなくて気難しさが出てくる。なので170kPaまで落としてみよう。
で、その2周目で出たのが本日のベストラップとなる30秒487。これまでの自己ベストはシバタイヤ TW200で出した30秒511だったので、0.024秒のベスト更新。扱いづらいと言いながらベスト更新できるんだからNANKANG CR-Sのグリップ力はすごい。
ただ一発のタイムは良いがそこからはタイムがコンマ2~3秒落ち=30.6~30.7秒ぐらいで安定してしまうので、もう一度エア圧をチェックしてみると185kPaまで上がっていた。一体いつまでエアが上がり続けるのか。これを165kPaまで落としたが、やはり30.6秒止まりとなった。流石に50分間をそこまで休憩入れずに走ると熱が溜まってしまう様子。もっと低く設定してみたい気持ちもあるが、ビート落ちのリスクが怖い…。
走行後のタイヤの肌はやっぱりきれい。フロントはキャンバーが足りないのでショルダーの摩耗が気になるのと、センターの窯の合わせ面(?)に線が入っているのが気になるが、出るタイムに対して摩耗はそこまで無いように思う。こういうところは良いんだけどなぁ…。
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