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【RX-8】OTANI BM2000を一本クヌギスピードウェイで試す!サスセッティング変更も合わせてフィーリングを確認

新登場のハイグリップタイヤOTANI BM2000を買ったもののなかなか試す機会が無かった。10月に入りようやく少し時間が取れるタイミングがあったので、サスセッティング変更も併せて地元のサーキット 一本クヌギスピードウェイで試すことにした。

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一本クヌギスピードウェイでタイヤとサスセッティングを確認

というわけで一本クヌギスピードウェイにやってきた。そもそもここはカートコースのため、車なら軽自動車で走るぐらいがちょうどいいサーキットなので、RX-8では数えるほどしか走ったことがない。ジムカーナ的な走りが必要になってしまうが、逆にアシストスプリングを入れたサスペンションの動きを確認するのにはちょうどいいかもしれない。

そして何よりも車で走るなら4時間3000円という圧倒的なコストの安さが魅力的すぎる。平日に走るにはメールか電話での予約が必要なシステムに変わったが、経済的なメリットは高い。

空気圧と減衰調整をテスト

タイヤもサスペンションセッティングも変わったので、まずは良いところを探っていく必要がある。減衰は街乗りで2段だけ固くしたほうが良かったので、サーキットでも少し硬めが良いかもしれない。ということで、

  • 空気圧:前後冷間200kPa
  • 減衰(最弱から数えて):前28段 後24段

に調整してコースイン。

まずは久しぶりなのでコースチェックを兼ねてあまりペースを上げずに走ったが、この時点ですでに減衰はちょっと硬い感じがする。多分一本クヌギスピードウェイのコースが最近補修されたとはいえ、そんなに綺麗ではないことが原因と思われた。

徐々にペースをあげて行ったが、OTANI BM2000のグリップには正直がっかりしてしまった。路面グリップが低いサーキットではあるが、前後共に簡単に逃げてしまうし、ブレーキングで止まる感じも弱い。セカンドスポーツタイヤほどではないが、かなりそれに近いレベルのグリップ感しか無かった。ハイグリップタイヤとしては下の下のグリップ。

でも感触だけならすごく良いし、操縦性もとても素直。走り始めからグリップが安定しているし、流す止めるは割と自由にできるし、流れ始めるのもわかりやすい。

やたらとラフな格好で走っているのは、ここ一本クヌギスピードウェイは装備品が一切必要ないサーキットのため。

一度ピットインして確認すると、エア圧は230kPaまで上がっていた。別にこのままでも全く問題ない気がするが、とりあえず温間190kPaまでダウン。また減衰も前22段、後20段まで下げてみる。

走ってみると減衰調整はかなりいい感じで、無駄に跳ねたり硬かったりする感じは無くなった。エア圧に関しては正直これといった差が無く、なんならもっと高くても問題なかったかも?と思えるぐらい。コンプレッサーがないのでエアは上げることができないが、とりあえずこれで走ってみる。

で、出たタイムが36.7秒(GPS計測)。このサーキットは速い人なら33秒台ぐらいで走れるので、それより3秒遅いのは結構遅い。単純にタイヤのグリップが低くて、アクセルを踏めなければ曲がってる時間も長い。

参照:クヌギランナー

バネレートを前/後で12K/10Kから、16K/14K+7.5Kへと大幅に仕様変更したが、マシンの前後バランスもいい感じ。OTANI BM2000のグリップに対しては硬すぎるのは否めないが、全体的な車の動きは思っていた以上にうまくハマっていた。特にリアの粘りが増しているのが良い。

またインフィールド入口の3コーナー(?)や出口の8コーナー(?)みたいなヘアピンコーナーは、これまでならデフが温まってくると必ずイン側のタイヤが空転していたが、それが今回は殆どなかった。もしかするとリアに入れたトラクションスプリング(サブスプリング)の効果が出ているのかもしれない。

その後は居合わせた人たちとおしゃべりしたり、ちょこちょこ走ったりして一本クヌギスピードウェイを楽しんだ。本当はサブスプリングの作動長を調整したりしてみようと思っていたのだが、なんだかめんどくさくなってやらなかった。仕様的にプリロードを掛けるとメインスプリングの許容ストロークが更に怪しくなってくるのもある。

走行後のOTANI BM2000。40周ぐらいは走ってみたはずだがまぁ全然減ってないし、表面はとにかくサラッとしている。そもそも走行直後でも小石を全く拾わない辺り、グリップするはずがない。

タイヤにはがっかりしたが、サスペンションセッティングはおおよそ思惑通りになっていることがわかって満足。ちゃんとしたハイグリップタイヤを履いたときにどうなるかは気になるが、それは今後の楽しみに取っておこう。

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