RX-8のエアフロセンサーを洗浄する方法について。最近燃費が落ちてきたとかパワーがなくなってきたとかそんな気がする人にオススメ。
そもそもエアフロって何?
エアフロメーター(英: air flow meter)はエンジンを電子制御する際の入力情報としてエンジンへの空気吸入量を計測する装置である。エアフロセンサーとも呼ばれ、省略してエアフロと呼ばれる場合もある。英語圏ではマスフローセンサー(英: Mass flow sensor, MAF)と呼ばれる場合がある。
ほんとWikiって便利だよね。深く信用する気はないけど大好き。
それはそうと、つまりエアフロセンサーってのはエンジンに入ってくる空気の量を測定するセンサーのこと。RX-8の場合はホットワイヤー式っていうセンサーが採用されてて、加熱されたセンサーの周りに空気が通ることで熱が奪われて、そのその温度変化による抵抗値の変化によって空気量を測定している。空気量を直接図ってるから正確な代わりに、センサーがむき出しなおかげで汚れたときには正確な空気量を測れなくなってしまうのが欠点。
センサーの周りに埃やオイルが付着して汚れてしまうと、本来空気により冷やされるはずの熱量よりも少ない分しか冷やされなくなってしまうため、「空気流量が少ない→燃料噴射量が少ない」と判断されてしまう。するとパワーが出なくなるからドライバーはいつも以上にアクセルを踏んで結果燃費が悪化して…ということに陥る可能性がある。エアフロセンサーをきれいに保っておけば最適な燃料噴射が行われてパワーが出るってわけ。
エアフロセンサーを外す
エアフロセンサーを外すが、エンジン停止直後だとセンサー本体がかなり熱を持っている場合があるので、30分~1時間ほど待ってエンジンが冷えた状態になってから作業する。
というわけでさっそくエアフロセンサーを外す。普段はエンジンカバーの下に隠れているので、まずはエンジンカバーを外す。するとエアインテークの蛇腹の根元にカプラー(右側の赤丸)が付いているのでこれを外す。左側の赤丸は配線抑えなので外さなくても作業できるが、微妙に邪魔なので外してもいいかも。
あとはセンサーを固定しているねじを2本外す。ねじが外れれば、センサーを上に引っこ抜けばOK。
センサーを洗浄する
外したエアフロセンサーがこれ。赤丸で囲った部分が温度センサー。
写真だと見えないのだが、奥の方に2本銀色の線があり、これがエアフロセンサー。
センサーの洗浄にはエアフロセンサー専用のクリーナーなんてものも売っているが、ふつうのブレーキクリーナー(パーツクリーナー)で全然問題ない。センサー本体は壊れやすいので決して手で触ったりしないようにして、パーツクリーナーを直接吹きかけ洗浄する。樹脂部分に埃が付いている場合は布などで軽くぬぐって掃除する。
センサーが乾いたら車に戻して、カプラーなどをしっかり嵌めたら終了。超お手軽メンテナンスなのでこだわる人は定期的にやったらいいだろう。でも僕の経験上そこまで汚れてたことないけど…。
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