最近はほとんどNinja250Rに乗っていなかったのだけども、だんだん季節が良くなってきて乗りたくなってきた。最近は親戚専用のレンタルバイクと化していたこのバイクだけども、自分でも乗らなきゃ持ってる意味がない。中華ダックスとは違い燃料タンクが大きいNinja250Rは遠出するのも安心なので、春の阿蘇くじゅう国立公園に出かけよう。
黒く染まった阿蘇くじゅう国立公園をツーリング
天気予報によると、この日は春のポカポカ陽気らしい。確かに家の周りは上着がギリギリいらないぐらいの暖かさだし、ちょっと曇ってるけどバイクに乗るにはちょうど良さそう。春秋用に使っているジャケットを羽織って出発。
久々のNinja250Rだが、始動時に少しバッテリーが弱ってる感がある以外は快調そのもの。250ccの適度なパワーと安定した車体の動きで、リラックスしながら気持ちよく走れる。中華ダックスの狂気の走りとは違った魅力があるよなぁと再確認。
久住の某所で撮影。このへんの牧歌的な雰囲気と広い視界が好き。この少し先にあるガンジーファームでソフトクリーム…と思ってたのだが、日が出ていないせいかバイクで走っていると意外と寒いのと、まだおやつの時間には早いので一旦パス。
阿蘇の方向では野焼き現場を発見。春の時期はあちこちで順番に野焼きを行うことで、阿蘇に住む人々の暮らしと素晴らしい景観が保たれている。ただ野焼き現場に行くと通行止めになってそうな気がするのでパス。
瀬の本レストハウスでトイレ休憩。相変わらずたくさんのライダーが集まっていたが、思ってたよりも少ない気がする。晴れた週末はバイクで埋め尽くされていることもあるぐらいなのでいつもは避けるスポットなのだが珍しい。
せっかくだし野焼きされた場所で一枚写真が撮りたい。そう思いながらやまなみハイウェイを阿蘇に向かって南下していくが、意外と安全に止められて景色の良い場所は少ない。普段あまりそういうことをしないので僕が知らないだけかもしれないが…。でも車通りの少ない牧場用に整備されたような脇道があったりするので、そういうところに少しお邪魔しよう。
春といえば新緑の季節だけども、阿蘇の春は黒に染まる。しかしこの景色は本当に一瞬だけで、4月になるとこれが一気に緑色になる。生命の力強さを感じずには居られない。こういうときに黒じゃなくて赤や白のバイクだったらなぁなんて思いながらファインダーを覗いてしまうのは贅沢だろうか?
日も出てきて少し暖かくなってきたので、阿蘇山を登ろう。ちょうど先日噴火警戒レベルが2から3に上がったばかりなのでどこまでいけるかわからないが、道中には「草千里までは行けます」との看板が。
もくもくと煙を吐く阿蘇山。これは警戒レベルが上がるのも納得。でも普通に草千里の中を散歩してる人も多数いて、日常と非日常が混ざり合ってる感がすごい。
もうちょっと先まで行ってみたら、草千里の有料駐車場前で通行止めとなっていた。諦めて引き返して、いい感じのところで写真でも撮ろう。
日が傾いてくると徐々に冷えてきたので、帰りは国道57号線で一気に帰ろう。ついでに小腹がすいたのでおやつタイムも必要だ。
道の駅すごうでコーンソフト。とおもろこしの香りが旨い。あとは中九州横断道路を使えばあっという間に帰り着く。半日で200kmを走破しても快適なNinja250Rは本当にいいバイクだと思う。
Ninja250Rを手放します
2014年に友人から譲り受けたNinja250Rだが、ツーリングから帰ってきたタイミングで最近よく貸している親戚から「バイクを買い取る」と連絡が来た。実は「こんなに頻繁に借りるなら、もういっそ買えばいいじゃない」と僕から提案していたのだ。気に入っているとは言えほとんど乗れてないし、ここのところ友人とのツーリングにハマっている親戚のところに行くのであれば僕も安心して譲ることができる。というわけで今回がNinja250Rとの最後のツーリングになった。
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