SPA直入サーキットランフェスタでレーシングスーツ不要のCTクラスを走ってみた【走行会】

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去年からバイク大好きな友人がSPA直入でサーキット走行を楽しむようになったので、時間が空いているときは彼のサポートをするようにしている。ただ走行会に参加しているだけなのでサポートといっても特にすることがないのだけど、バイクなので万が一コケて自走できなくなった時の保険、という意味合いが強い。

…ただ見てると走りたくなるよね…。

だから緊急時&自衛の意味も込めて毎回RX-8で行ってたのだけども、今回はここ最近の雨続きの中訪れた好天候だったので、気分が乗ってバイクで行くことにしたのだった。

走行会のツナギ不要クラスに飛び入り参加してみた

バイクでサーキット走行をするときは、かなりきちんとした装備品が必要なことがほとんどだ。バイクはコケたときに怪我をする可能性が格段に高いから。具体的に装備品というのは、

  • ヘルメット
  • 革製のレーシングスーツ(ツナギ)
  • レーシンググローブ
  • レーシングブーツ

を基本とし、脊髄・胸パッド、エアバッグ、ヘルメットリムーバーなどの追加装備が推奨されている。当然友人もかなりの重装備で走っている。

ただこのSPA直入主催の走行会(サーキットランフェスタとウェンズデーサーキットランフェスタ)には、CTクラスというクラス分けが設定されている。これは制限速度を100km/hほどに設定して、ストレート以外の追い抜きを禁止したうえで、ツナギ不要、長袖長ズボンのツーリングスタイルで走行できる、というもの。要するにここまで来た格好のままサーキットを走れるのだ。

「せっかくバイクで来たんだし、CTクラスに参加してみたら?」

という友人の一言に押され、ついついエントリーしてしまったのだった。

気軽にサーキット走行が楽しめる

というわけでさっそく準備を行う。といってもやることは簡単で、

  1. 灯火類とミラーに養生テープでテーピングを行う
  2. ナンバープレートを外す、あるいはナンバーのふちをテーピングして鋭利な部分を無くす

の二つだけ。本当はミラーも外すべきなのだけども、Ninja250Rは非常にめんどくさい方法でミラーが取り付けられているので、とてもじゃないけど外すのは手間過ぎる。外せない場合は畳むだけでOKという指示をもらったのでこれで大丈夫。

装備品はヘルメット、夏用ジャケット、夏用グローブ、ジーパン、街乗り用バイクシューズと、サーキット走行をするというにはなかなかの軽装っぷり。ノリと勢いで申し込んだはいいが、 バイクに乗るのも3か月ぶりだし、基本的にこのバイク滅多に動かさないので、正直不安しかない…。

とりあえず超怖い

サーキットランフェスタでは各クラスごとに20分間の走行が1日4セッション用意されている。各セッションで毎回最初の2~3周程度は先導車がついてペース配分をしてくれるのだが、特に1セッション目はコースイン・ピットインの練習が2周行われる。先導走行中は各クラスごとのペースに合わせてくれるので、CTクラスはそこそこゆっくりで安心できる。先導車が外れたらフリー走行開始だ。1セッション目は先導走行が長いため、フリー走行の時間はそこまで長くない。

今回のCTクラスには僕を含め大体16人ぐらいがエントリーしていたので、コース上は比較的空いている。ただ腕に覚えのある人がツナギを着て走っている場合もあって、ライダー間の速度差はそこそこある。特に直線を全開で飛ばすリッターバイクがやばい。制限速度は100km/h程度というが、実質的には無制限なのだ。

そういうのは放っておいて適当に前後の間隔を開けて走ってみるが、とりあえずすごく怖い。SPA直入は全長1430mのサーキットとはいえ、公道ではありえないバンク角を長い時間維持したままコーナリングをするので、単純に恐ろしい。自分より外側にある2つのタイヤだけが地面に接していることを思うと、「これ、タイヤが滑ったらそのままスリップダウンするのでは?」という不安が付きまとう。やばい、怖い。

恐怖を感じると体が強張って動かなくなってしまうので、積極的に遠くを見るようにして、なるべく体がリラックスできるように努めていると、1セッション目が終了した。怖かった…。

2セッション目からバイクの楽しさに目覚めた

怖い怖いと言いつつも1セッション目の中でハングオンの真似事的なこともやってみたのだが、体が内側に入るとあからさまにバイクが安定することを発見していたのだった。

というわけで2セッション目以降はより体を内側に入れることを意識して走ってみることに。お尻をずらし、体全体をコーナーの内側に寄せると、コーナリングスピードが同じならバイクが立って曲がりやすくなるので、だんだんコーナリングスピードが上がっていく。肩に力を入れず、だら~んとバイクにぶら下がるようにすればするほどバイクが安定する。なんだこれ面白い。

そういうことに気が付くといつの間にか恐怖心が消え、ペースが少しづつ上がっていく。次第に「これ膝ぐらいなら余裕で擦れるな」という感触をつかんでくるのだが、そんなことをしたらジーンズが地面に持っていかれて股が割けてしまう。膝は締め気味にして自制心を持つことが大切になってくる。

3セッション目はさらにバンクしながらのブレーキングなど、かなり遊べるようになってきて、改めてバイクの楽しさに気づかされてしまった。車とはまた全然違うテクニックが必要になるので、それが何だか新鮮で楽しい。バイクっておもしろい。

そうこうしていると、元々残り少なかったブレーキパッドがかなり限界に近くなったことに気が付いたので、安全のために最終セッションはパス。車もバイクも「安全に楽しむ」ことが大事よね。

ツナギがめちゃくちゃ欲しくなった

というわけで、SPA直入サーキットランフェスタのCTクラスを走ってみて気づいたこと、それは

  • バイクって楽しい!
  • サーキットを走るならツナギは間違いなく必須!

っていうこと。特にツーリングスタイルで走れる走行枠とはいえ、「この格好では何かあったら確実に怪我をする」というのを強烈に感じるし、「膝擦りしてみたいけど格好的にできない」なんていうフラストレーションも少しある。

少なくとも言えることは、この走行会はバイクでのサーキット走行にハマりたくないと思っている人は走るべきじゃない、ということ。僕は走った当日からついつい装備品を調べてしまっているほどツナギが欲しくなった。困った。

コメント

  1. アバター ZX-6R より:

    ツナギはセパレートのを貸せるからブーツとグローブとプロテクターを早く買うんだよオラァン!?