DigSpice Ciruit Timerを使ってみた

サーキットを走ってタイムを削るという行為に必要なもの。それは計測器。大抵どこのサーキットでも有料無料の違いはあれど発信機を貸し出しており、電光掲示板や走行終了後にタイムをプリントアウトしてもらうことで自分のタイムを確認することができる。

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公式計時が絶対

どんなサーキットでも、公式計時というものはサーキットが所有する発信機や、それに準じる設備によって行われる。それによって計測されたタイムこそが絶対であり、逆に言えばそれ以外の方法で計測したタイムは非公式であり大きな価値はない。だから僕は必ずサーキットでは計測器を借りる。

ただ、サーキットに電光掲示板などの設備がある場合を除き、計測器を取り付けただけでは毎週ごとにタイムを確認することができない。これでは、トライしてみたいろいろなテクニックがタイムにどうつながったかわからない。だから、最低でも1周ごとにタイムを確認する方法が必要になってくる。

リアルタイムでタイムを確認することが重要

残念ながら先日走ったモーターランド鈴鹿には、走りながらタイムを確認できる設備がない。本来ならここで磁気式のラップタイマーや赤外線式のタイマーがあればいいのだが、いかんせん割と高いのであんまり買う気になれない。

特に磁気式のラップタイマーなんて、ただタイムを測れるだけなのにいくらなんでも高すぎる気がする。それならレーシングカート用のデータロガーを買ったほうがよっぽどいい。ラップコムならLAP SHOTに+1万円で温度、エンジン回転数、タイムなどの様々なデータが取れるのに…。

手軽なラップタイマー:DigSpice Ciruit Timer

かといって、なるべく車の中をごちゃごちゃさせたくない僕にとってラップタイマーもあんまりつけたくない。ただ金がないだけだけど。ところで、ここのところGPSロガーが台頭してきているが、現代人の必需品ともいえるスマートフォンにだってGPS機能がついているのだからこれを使わない手はない。というわけでDigSpice Ciruit Timerを使ってみた。デジスパイス連動型のほうではなく、スマホ単体で駆動するほうの無料アプリケーションだ。


吸盤で固定するタイプのスマホホルダーを使ってメーターフードの横に設置してみた。デジスパイス連動型のアプリのほうは横向きに設置できるみたいだが、お手軽版のこっちは縦向きにしか置けないらしい…。ちょっとカッコ悪い。

果たしてその精度は

結局のところ公式計時こそが絶対なので、それからどれだけの差が生じるのか、というところに問題がある。だから公式計時と照らし合わせて誤差を計算してみた。

その結果がこれ。

DigSpice Ciruit Timerのタイム – サーキットの発信機のタイムで計算してある。調子いい時は0.01秒程度だが、MAXで0.17秒の誤差が生じてしまっている。うーん、微妙だ…。走っていても「あれ?」と思う瞬間がちょくちょくあったので、参考程度にしかならないなぁってのがこれを見た正直な感想だ。

無料にしてはよくできている

かといって何にもタイムを表示するものがないまま走り続けるよりはずっといい。記録されたタイムを走行直後に確認することもできるし、GPSをONにするだけという超手軽さ、そして無料ということを考えると、あまり文句を言うこともできないかなぁという感じ。コンマ2近い誤差があることを理解して使うなら大丈夫だろう。精度を求めるならやはり磁気式がいい。