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友人がハイグリップっぽいタイ製タイヤRAIDEN VIPER RD71を使ってみた

たまにわけわかんない謎のタイヤが市場に出回ってくること、あるよね。一度見つけてしまうと、気になって仕方がないよね。そんな謎タイヤをついつい買ってしまうのだって、仕方のないことだよね。

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VIPER RD71

というわけで、友人が謎タイヤを買ってしまったそうな。それがこれ。

タイ王国のRIDEN製VIPER RD71。「ナナイチ」って言うとブリヂストンのRE-71Rを思い浮かべるけどもそれとは全く別物で、やたら厳ついパターンがやる気を誘う。VIPERという名前も中二臭いし、斜め溝に変な段差がついてるのも気になる。なんだこれは。ハイグリップタイヤなのだろうか?

ソフトタイヤらしい

もし君がハイパフォーマンスでトレッドパターンが美しいタイヤが欲しいと思ったら、RD71が応えてくれるだろう。ソフトだからコーナーもストレートも、天候にも左右されない最高のタイヤだぜ!(超意訳)

ってメーカーWEBページに書いてある。どこをどう読んでもハイグリップとは書いてないけど、とりあえずソフトでハイパフォーマンスなタイヤだそうな。ほんとかな?

TSタカタで使ってみた

EK9シビックに乗る友人はこのタイヤを街乗り用として買ったのだけども、ソフトタイヤだハイパフォーマンスだと自称するRD71の実力を知りたくなったらしい。というわけで、先日のTSタカタサーキットでちょろっと使ってみた。

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サイズは195/50R15。RD71にラインナップされる中で唯一の15インチタイヤ。

結果:セカンドグレードのスポーツタイヤだった

結論から言ってしまうとこのタイヤ、セカンドグレードのスポーツタイヤだった。NANKANG NS-2やATR-SPORT2と変わらない程度のグリップ力か、むしろ劣るかもしれないぐらいの感じ。実際タイムも全然出てなかったし、明らかに(ハイグリップに比べると)グリップしてないのが外から見ても分かった。

え~そこまで期待外れなの?とおもってUTQG表示を改めてちゃんと確認してみたら、確かにTreadwearは180とソフトタイヤなんだけども、TractionはA、Temperatureに至ってはBとイマイチ評価は高くない。UTQG表示はサーキット走行においてはあんまり参考にならないってのは確かにあるんだけども、ここだけ見ても大体予想はできたってことだ。ちなみに友人曰く、雨の日は全然グリップしないらしい。天候に左右されてるんですがそれは。

というわけでこのタイヤ、サーキットユースとしては微妙かも。だったらNS-2とかPinso PS-91とかATR SPORTのほうが長持ちするしグリップもそこそこあるのでいい。「カッコよくて個性的な安いタイヤが欲しい!」って人は試してみてもいいかも。

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