サーキットを走っているとなぜか不思議と増えるのがタイヤとホイール。街乗り用とサーキット用の2セットは当然として、なぜかそのうち3セット、4セットと増殖こともあるらしい。どうやら我が家のタイヤは繁殖力が弱いらしく、まだ2セットしかないのは幸いである。
しかし、タイヤというのはいかんせん大きくて重くて運びにくい。中古タイヤなんてものは100%汚れているので、車内に積むのは少し躊躇してしまう。
コストコで売ってるタイヤバッグ:MICHELIN TIRE TOTES
それらの問題を解決してくれるのが、このミシュラン タイヤトート。要は単なるタイヤバッグなのだが、コストコで安く販売されていたことと、以前から何となく気になっていたので購入してしまった。
外径56~79cmのタイヤに使用可能
取扱説明書などは特に入っていなかったので、箱に書いてある説明を読んでみると、
- 37kgまで収納可
- 洗濯機で洗濯可
- 頑丈な材料・構造
- フック&ループで閉じるため簡単に入ります
- 全乗用車に使えるワンサイズ(※外径56~79cmのタイヤに適合)
とある。
外径56~79cmまで対応ということは、軽自動車用スポーツタイヤでよく使われる165/55R14(外径540mm)だと少し足りないが、15インチ以上のタイヤなら大体OK、という計算になる。オフロード用の超ゴツイタイヤは多分厳しい。
箱から取り出した時点ではコンパクトかつ綺麗にたたまれていた。もう一回これほど綺麗にたたみなおす自身は僕にはないです。
クルッと包んでマジックテープで留めるだけ
使い方は超簡単。今回は235/45R17(外径643mm)サイズのタイヤに装着してみる。
まずはタイヤを立てて、上からガバっとタイヤトートをかぶせる。
タイヤを少し転がして、マジックテープの柔らかいほうが付いている側をかぶせる。
反対側を上からかぶせて、端のマジックテープを留める。マジックテープの長さにはかなり余裕がある。
最後に両サイドのマジックテープを軽く留めればOK。個人的には大きめのビニール袋に入れて縛るよりも楽な気がする。
持ち手があるのが意外と便利
このタイヤトートはビバンダム君の隣に持ち手があるのだが、これが何気に便利。ちょっとタイヤを持ち上げたり、両手に一本ずつタイヤをもって移動したりするのに使えるし、何より手が汚れない。今回使った合計約20kgのタイヤ・ホイールセットだと、よほどラフに扱わない限りは壊れそうな感じは無かった。
車内への積み込みや屋内での保管が清潔にできる
やはりサーキット用のタイヤだとトレッド面によるゴム汚れが車内に付着するのが気になるのだが、このミシュラン タイヤトートを装着していれば、その汚れとはおさらばできる。積み込み時に手も汚れないしスマートでいい。
問題が有るとすれば、青色のナイロン生地が薄く、良く滑るということ。ホイールどうしが当たるのを避けたい人は段ボールなどを挟んだほうが良い。またカバーなしの状態と比べると滑るので、移動中にタイヤが動いてしまう。気になる人はベルトなどで上手く固定したほうが良いと思う。
サーキットユーザーにオススメのタイヤバッグ
というわけでこのミシュラン タイヤトートは、サーキットでタイヤを履き替えるようなユーザーに超おすすめ。運搬時はもちろん、保管時にも清潔さを保てるので、タイヤを屋内保管する人にもうってつけな一品だと思う。何度も使いまわせるし、破れにくいし、装着も簡単で、汚れたら洗えばよい。
サイズ感も235/45R17に装着したときに上の写真ぐらい十分にサイドが余っているので、265/35R18などの幅広タイヤでも余裕で対応できるはず。
正直なところタイヤバッグなんて大きなビニール袋で十分なのだが、あれは全体を包むがゆえに意外と持ち運びしずらいし、見栄えも良くないし、破れないよう気を遣うのが結構めんどくさい。このタイヤトートは、それらの不満点が解消されるので気に入った。
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