今年はちょっと忙しくてなかなかサーキットを走りに行けていないのだが、スケジュールを見ているとちょうどオートポリスを走れる日程があることを発見した。連日続く夏日でタイムは全く期待していないが、久々にRX-8でサーキットを全力で走りに行こう。
イベント直前で激混みのオートポリス
写真からも伝わってくる「夏!!!」感溢れるこの日(7月2日)は、翌日にMAZDA FAN CIRCUIT CHALLENGE DAYやマツ耐というイベントが行われる事もあって、全国各地から集まったマツダ車で大盛況。到着した時点でパドックはいっぱいだった。さらにRX-8ワンメイクイベントであるエイトリアンカップもこの日に行われていたので、写真反対側のパドックにはRX-8がズラッと並ぶ壮観な光景があった。
せっかく初オートポリスでのエイトリアンカップだったので参加したいな~とは思っていたのだが、元々この日は別件があったのでエントリーしていなかった。それが無くなったからスポーツ走行できたわけだが…。
恐ろしく激混みの1本目はアタックを断念
朝イチの9時半に間に合ったのだがお腹が痛くてトイレに行きたかったので、まずは10時半の枠を走ることに。空気圧は前後1.7MPa、減衰は前後とも最弱から24段目に設定。ホイールナットなど各部をしっかりチェックしてから走行開始。
この枠、わかっていたのだが箱車なら何でもOKの枠だったので、走行台数が半端なく多い。その上この日は遠征組が非常に多く、走っている人のラインやペースがかなりバラバラ。その上スーパーGTに参戦しているaprというチームがGT300マシンを2台持ち込んでテスト走行していたので、カオスここに極まれりといった具合。コースのいたるところにタイヤカスが散乱し、ホームストレート上ですら走っていて目視できるレベルのどデカいゴミが落ちていたり、テンパりすぎて後ろが全く見えてないドライバーがいたり、凄まじいスピードでGT300マシンが近づいてきたりする。ってかGTマシンは空いてるフォーミュラ枠で走ったほうがお互いのためにも良いのでは…?
そんな感じだったのでクリアラップなんて全く取れない。しょうがないので各コーナーごとに分けてアタック。フロントタイヤがかなり減っているためか思った以上に止まらないし曲がらないし、ゴミが出すぎて意図していないところで滑ったりするし、約半年ぶりのサーキット走行でうまく運転できないことも相まって感触的には全く良く無く、タイムはベストから4秒落ちの2分20秒5(AIM SOLO2 DL計測)だった。夏場ということでエンジンパワーも出ていないので、仮にクリアラップが取れても18秒台かな~という感覚。実際にロガーの理論ベストも18.5秒だったので、18秒台に入れば良い気がする。
走行後は3本のタイヤで2.1MPa、右フロントだけ2.05MPaまでエア圧が上がっていたので、すべて温感2.0MPaに設定した。
タイヤを前後入れ替えての2本目
流石にブレーキで止まらないのはちょっとなぁ…と思ったので、次のセッションまでに前後タイヤを入れ替え。溝が少ない方をリアに持っていくことにした。
しかし本当にタイヤ無いな…。残っている方がもったいないのでSUR4Gを2本だけ買い足したいのだが、このタイヤ最近本当に売ってないから困る。
というわけで13時枠でアタック開始。この枠は2分30秒以下で走る箱車に限定されていた事もあって走行台数は比較的少なめ。タイミングが合えばクリアラップも取れそう。
コースイン直後の1コーナーで思いっきりリアが流れてちょっと焦ったが、キャパシティの下がったリアに合わせてアクセルの踏み具合を調整すれば、我慢は強いられるがさっきよりはきちんと走れる印象。何よりちゃんと止まってフロントが入るのが良い。おそらく前後同程度のタイヤなら前後バランスはかなり良さそう。4月に行った車高調整の結果がいい方向に出ているような感触。まぁ実際にちゃんとしたタイヤで走ってみないことには正確なことは言えないが。
計測1周目に2分19秒5が記録。もう一回アタックすると少し引っかかりそうだったので、間隔を開けて再アタック!コーナーを一つ回る毎にデータロガーがマイナス表示を更新!これなら18秒代前半は堅いな!そう思って最終セクションに突入すると、前方に明らかに遅い車両がふらふらしてる…。
というわけでもう一回アタックするも、絶妙なタイミングでGTマシンに抜かれたり、自分がミスったりでタイム更新ならず。本日のベストは2分19秒5となった。
しかも家に帰った後には車載カメラにSDカードが入っていないという凡ミスをやらかしていたことが発覚。なので今回のオンボード映像は無し。いろいろイマイチなところはあったが久々に走れて楽しかったし、トラブル無く終わることができてよかった。そろそろ次のタイヤを考えねば…。
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