NEXENがついに販売開始するハイグリップタイヤ N FERA SUR4G がすごいらしい?!(海外レビューまとめ)

今年の2月頭にNEXEN JAPANが発表した情報に、アジアンタイヤ大好きな僕としては食いつかずにはいられなかった。そう、ついにNEXENからもハイグリップタイヤが登場したのだ!

ネクセンタイヤジャパンは、高性能スポーツタイヤ「N Fera SUR4G」を2018年5月から発売すると発表した。
スポンサーリンク

N FERA SUR4G

参照:NEXEN JAPAN

それがこのN FERA SUR4G。読み方は「エヌフィラ エスユーアールフォージー」とのこと。正直なところ名前はいまいち。だって発音しずらいんだもの。ところが、アメリカのフォーミュラDで活躍しているこのタイヤ、どうやらその性能はすごいっぽい。

速度記号がほぼ全部Y(最高速度300km/h)

参照:NEXEN JAPAN

NEXEN JAPANが用意したラインナップは16インチから19インチまで全16サイズ(2018年5月時点)だが、16インチを除くすべての速度記号がY表示となっている。これは最高速度300km/hまで対応できるタイヤであることを示している(16インチのWは270km/h)。現行国産ハイグリップタイヤで(86レース用とその別サイズタイヤを除くと)最強グリップを誇るとされるBRIDGESTONEのRE71Rでさえ速度記号はH・V・Wであるのに対し、N FERA SUR4Gはその一歩上を行く。

最高速度を出せるタイヤというのは、これすなわちトレッドやサイドウォールのたわみが少ないタイヤであるので、N FERA SUR4Gは国産タイヤで言うところのADVAN NEOVAのようなケース剛性の硬いタイヤであることが容易に想像できる。

UTQGは200 A A

その一方でUTQG表示は200 A A(海外サイト参照)ということで、例えばNANKANG AR-1のように、とりあえず柔らかいコンパウンドを突っ込んだタイヤではないことが、Treadwear200という数字から明らかになっている。

Tractionは最高評価のAAではなく2番目のA評価だが、UTQGの評価はウエットコンディションで行われるため、サーキットを走って発熱したときの評価とは異なる。ここから、冷えた状態ではグリップはいまいちだが、きちんと熱を入れればグリップするようなタイヤであることが推測できる。ちなみにRE-71RもUTQGは200 A Aだ。

2018年5月末だけどまだ売ってない…

と、なかなか期待できそうなスペックのN FERA SUR4Gなんだけども、2018年5月末時点で取扱店舗がまだ1店舗しかない。

…これ、まだ正規輸入されてないな…。

おかげで値段も結構高いし(1本2.5万円ほど)国内のレビューは一つもない。ということで海外のレビューを漁って、まとめてみた。

海外レビューまとめ

  • ロードノイズはトラックタイヤ並みにうるさい
  • ロードノイズはRE-71Rと変わらない
  • コンパウンドはRE-71Rより堅そう
  • AUTO-XでRE-71RやR-S4と勝負できた
  • 雨でもちゃんとグリップする
  • 雨では初期のハイドロプレーニングが起こる
  • サーキットで最速のタイヤというわけではないが、パフォーマンスは高い
  • 摩耗具合は良好
  • RE-71Rよりもサーキットで使っても減りずらい
  • センターの溝が6/32インチ(≒4.8mm)しかない
  • 5日間サーキットで使ったら1本だけブロックが剥離した
  • RE-71Rよりもスリップ角が付く
  • 限界を超えた後のコントロール性能は高い
  • 熱ダレはすごく、冷えるのには時間が掛かり、冷えた後はピークグリップが減少する
  • レースで表彰台を狙えるタイヤ

いろんな人がレビューしているので評価はまちまちながら、RE-71Rと比較している人がほとんどで、その多くが「RE-71Rには劣るがいい勝負」というニュアンスで書いている。また元の溝が浅いが摩耗はしずらいというのも気になる。なお、翻訳は割と適当なので気になる人は元のサイトを確認してください。

TIRE RACK.com

海外での値段

アメリカのタイヤ通販サイトで値段を調べてみた。僕がよく使ってる235/45R17と、サーキットユーザーにはメジャーサイズである265/35R18を調べてみたところ、その値段はそれぞれ1本当たり

  • 235/47R17:$153
  • 265/35R18:$246

ちなみにRE-71Rの値段は、

  • 235/45R17:$158
  • 265/35R18:$264

…あんま変わんないし、265サイズは結構高いな…。もちろんアメリカでの値段なので、韓国と日本からの輸入にあんまり大きな差はないのが容易に想像できるけども…。価格が変わらないからRE-71Rと比較してるレビューばかりなのかも。

価格が安ければZESTINOの対抗馬になるか?

NEXEN JAPANは”良い商品を買いやすい価格で“という「スマートチョイス」を掲げているので、さすがにRE-71Rと同等の金額だとは考え難いし、そうなってほしくない。ただアメリカでの価格を見る限りそこまで安くは無さそうなので、おそらく1本当たり1.5~1.8万円位になるのではないか、というのが僕の予想。

ZESTINO Gredge RSが対抗馬になりそうなタイヤで、海外レビューを見る限りかなりグリップ力には期待できそう。国内流通開始が楽しみなタイヤだ。