TAKUMIオイル X-TREME 0W-40はサーキットを走るなら超オススメのコスパ最強エンジンオイル【ロータリーにも】

車でサーキットを走りたいと思った時に、悩みの種の一つとなるのがエンジンオイル。永くサーキット遊びを続けるためには、エンジンを壊さないためになるべくいいオイルが欲しいが、交換頻度が割と高めの消耗品なので、値段はなるべく安価に抑えたい…。そんな欲張りを可能な限り叶えてくれるオススメのオイルがある。

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TAKUMIオイル X-TREME 0W-40

それがこのTAKUMIオイルのX-TREME 0W-40。

PAO+ESTERのレーシングスペックオイルが安価に手に入る

X-TREMEシリーズには

  • 0W-40
  • 5W-50
  • 10W-40
  • 10W-60
  • 20W-50

の5種類があるが、HIVI+PAOがベースの10W-60を除く4種類が全てPAO+ESTERをベースとしたオイルだ。エステル(ESTER)はエンジンオイルのベースオイルとしては最高級品。

ちょっと難しい話をすれば、エステルには極性がある為、停止状態でも常に金属面に付着し、油膜を保ち続ける性質がある。つまりドライスタートを予防できるのだ。さらに他のベースオイルに比べて卓越した耐熱性と潤滑性を持つ。このため、常に高温・高負荷が連続し続けるサーキット走行では圧倒的メリットを生み出せるのだ。

その反面として、何かとコストがかかるのがエステルのデメリット。ただしTAKUMIオイルは、販売方法をインターネット直販を主力とすることで、ライバル製品に比べて圧倒的に安価に抑えている。0W-40も、20L缶で買えば2万円ちょっとという圧倒的に安い価格で購入できるのだ!

サーキット走行でも熱ダレ無し

サーキット走行ではエンジンオイルが高温・高負荷状況になる為、そこまでを想定していないエンジンオイルで走行するとオイルが劣化しエンジンパワーが出なくなることがある。これを熱ダレという。最悪の場合オイルの潤滑性能が極端に悪化し、油膜が保てなくなり、エンジンブローを起こすこともあり得る。

X-TREMEはエステルベースのエンジンオイルであるため、連続周回を重ねてもパワーダウンを感じることはほとんどない。僕の車には油温計をつけていないので具体的な温度は不明ながら、放熱性能も高いようで、油温につられて水温が極端に上がるようなこともこれまで経験したことがない。

上の写真は実際に僕のRX-8でサーキット+街乗りで3000km以上使用したのちに抜いたX-TREME 0W-40だが、指で触った限りの感触では新品とほとんど変わりがない様子だった。

ロータリーエンジンにも使用可能

「ロータリーエンジンは専用オイルが必要」なんて話はよく聞くが、僕は正直あまり気にしたことがない。ただ、TAKUMIオイルではX-TREMEシリーズはロータリーエンジンへの使用も問題ないとの発表しているので安心。実際に僕はこのエンジンオイルを使用して以来RX-8で1.5万kmほど走っているが、特に何の不具合も生じていない。

エンジンオイルの最高規格であるSNクラス

レーシングオイルの場合、エンジンオイル規格であるAPIに準拠していない場合があるが、X-TREMEはきちんと認定されており、しかも最高規格であるSNクラスを取得している。これは省燃費性能、オイル耐久性、触媒システム保護性能が極めて高いことを示しているが、つまりは「安心安全に使用できるエンジンオイル」ということである。

X-TREMEのダメな点

その1:街乗り専用や長期利用にはあまり向いていない

エステルベースのオイルの難点としては、加水分解を起こしやすい点が挙げられる。長期にわたる使用や、頻繁に加熱と冷却を繰り返す状況(=街乗り)にはあまり向いていない。この辺りをX-TREMEはPAOもベースオイルに加えることでクリアしている。ただ基本特性は変えがたいので、「1年以上使いっぱなしにしたい!」「サーキットはいかないけどいいオイルを入れたい」という人には向いていない。SN規格品であるため高寿命ではあるが、3000km~5000km位を目安に交換しよう。

街乗りがほとんどであるならば、TAKUMIオイルのHIGH QUALITYシリーズがオススメ。値段はかなり安く、そして超高寿命。たまにサーキットを走るぐらいであれば難なくこなせるが、熱が入ると劣化が激しいので、サーキット走行後はオイル交換を推奨したい。

その2:最低粘度が0W-40と硬め

エンジンオイルは油膜さえ保てるのであれば、フリクションロスを減らすためにもなるべく柔らかいほうがパワーが出るのでいい。よく「NAは柔らかめ、ターボは硬めのオイルがいい」なんて話があるが、あれはエンジンオイルは熱が入ることで劣化し性能が下がっていくので、ターボなど熱量の高いエンジンはそれを見越して硬めがいい、と言っているだけ。ヘタリずらい、あるいはヘタる前に交換してしまえるのであれば、柔らかいオイルに越したことはない。

そういう意味では、X-TREMEは最低粘度が0W-40と硬めのものしかないのが惜しい。できれば0W-20や0W-30などの低粘度モデルも欲しいところ。

より低粘度を求めるなら、少し予算は上がるが、SUNOCO BRILLであれば0W-20がある。こちらもエステルベースのレーシングオイルなのでサーキットユーザーにオススメ。

コスパ最強のレーシングオイル!

サーキット走行をするにあたって、エンジンオイルの基本性能が高いことに越したことはないのだが、それ以上に重要なのは、きちんとしたオイル管理。すなわちサーキット走行する前はオイル量が適切であるかを確認し、可能であればオイル交換を行うことである。どんな高性能オイルを使用しても熱が入れば劣化するので、一度入れたオイルでサーキット走行を行うのは1~2日ぐらいに納めたい。

そうなったときに値段の高いエンジンオイルはランニングコストがかかってしまう。TAKUMI X-TREMEオイルであれば価格が安いのでランニングコストを抑えられ、その分を車体の整備やサーキット走行料に充てることができる。そして単に安いだけのオイルではなく、サーキット走行をバリバリこなせる高い性能を持っている。まさにサーキット走行を楽しむユーザーにとって、コストパフォーマンスが最強のエンジンオイルでなのだ。