中部地方はミニサーキットがたくさんあって、どれも個性的で攻めがいがあるのだけども、一つだけ行ったことのないコースがあった…。それが鈴鹿ツインサーキット。
初の鈴鹿ツインサーキット
鈴鹿ツインサーキットはたまに行くモーターランド鈴鹿のすぐ隣にあるサーキット。全長1750mのフルコースを、普段はドリフト用のDコース、そしてグリップ用のGコースの二つに分けて運用されている。だからコース自体は1つしかないけど「ツイン」サーキットという名称になっている。
ビジターだと走行料が高い…
鈴鹿ツインサーキットに二の足を踏んでいた一番の理由が実はここ。ビジターだと走行料金がなかなか高いのだ。今回実際に払った金額だと、
項目 | 金額 |
---|---|
入場料 | 500円/1日 |
サーキット損害保険 | 500/1日 |
走行料 | 5200円/1枠 ※当日料金 |
計測器 | 1000円/1日 |
合計 | 7200円 |
と合計7200円になった。平日の9時枠を1時間走っただけなのだけど、ほかのサーキットと比べても2000円ほど高い印象。予約すれば走行料が1000円割引だったのだけども、するのを忘れていたのでしょうがない。ちなみに、会員になると諸々の割引が効いて、予約なしのビジター料金と比較すると3100円ほど安くなるようなので、年4回以上走るのであれば会員になったほうがお得らしい。
初走行でコースのポイントを掴む
というわけで、12月の半ばに中部地方に用事があったので、そのついでに13日の9時枠の鈴鹿ツインサーキットGコースを走りに行ってきた。路面は完全ドライ、気温は8℃ほどとタイムアタックにはちょうどいい。Zestino Acrova 07Aのエア圧は、前回・前々回の感触と、今回の路面温度の低さから合わせて、とりあえず冷間220kPaに合わせて走行を開始。
せっかくなので最初のピットインまでのセッションをフルでYouTubeにアップしてみた。インラップと計測1周目はコースの下見をするためにゆっくりと走行、2周目からアタックを開始した。エンジンマウントがダメになっている影響か、鈴鹿ツインだと横Gがかかったままシフトアップする場面があるためシフトが弾かれたタイミングがあり、ここでのベストタイムは9周目の40.311秒(公式計時)となった。
このセッション中に気づいたことが数点あった。
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この辺を上手く修正していけばもっとタイムが伸びそうな感じがした。ただ、相変わらずLAP+Cが走り始めると全く動かないし、鈴鹿ツインサーキットはピットの液晶モニターでないとタイムが確認できないのが辛い。
気付いたポイントを2セッション目で確認
いったんピットインして空気圧をチェック・調整。ついでにスタッフの人に計測ラインを教えてもらった。ストレート上にある看板がそのまま計測ラインになっているとのことだったので、特に1コーナーを頑張ったりする必要はないらしい。
コースインして、さっき気付いた走り方を試す。明らかにタイヤがタレているので、ベストタイムは40.418秒とタイム更新は無かったが、走りやすさや車への無理の少なさが確認できたので、悪くない感触だった。
タイヤを冷ました後に再アタック!
今履いているAcrova 07Aは、いったんタイヤが温まると冷えるまでタイムが回復しないことが分かっている。なので、ここで10分ほどインターバルを入れて、タイヤも車もクールダウンさせた。LAP+Cが動かないのでスマホも取り外し、いったん休憩。
そして再アタック。出したタイムは…
というわけで40.197秒(公式計時)が今回のベストタイム。40秒を切るとそこそこ速いという話を聞いていたので、39秒台を目標にしていたのだけども、あとコンマ2秒足りなかった。まぁタイヤがタイヤだし仕方がないかな…。初めてのサーキットでタイムを出すには、タイヤのポテンシャル的に難しい部分があった。けどちょっと悔しい。
鈴鹿ツインサーキットは初めて行ったけども、施設はきれいで、コースも速度域が他のミニサーキットに比べて少し速め、それでいてチャレンジングなコーナーもあってなかなか楽しい。また機会を見つけて走りに行きたいなぁ~と思った。
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