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雨のモーターランド鈴鹿で人生初のジムカーナをやってみた

ジムカーナは、舗装路面に設定されたコースを、競技車両が1台ずつ走行するタイムトライアルです。入門者からベテランまで、これまで多くのドライバーを魅了してきた、国内Bライセンスで出場できるグラスルーツ(草の根)モータースポーツの代表格です。

国内における歴史も古く、1960年代から盛んに開催されるようになり、ヒルクライムやドラッグレースなどに比べても、圧倒的に開催回数が多い種目として広がりました。運転技能の向上を身近な場所でおこなえるとあって、1960年代には、名だたるレーシングドライバーが、レースの練習のために出場したこともあったようです。

ジムカーナ|JAFモータースポーツ

という感じで、日本国内ではモータースポーツの入門カテゴリーとしての役割も担うジムカーナだが、考えてみれば僕はこれまで一度もやったことがない。いつかそのうちやってみたいな~とは考えていたが、なかなか機会がなく今日まで過ごしてきてしまった。だからどうということもないけども…。

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モーターランド鈴鹿のジムカーナデーでジムカーナしてみた

ところがこの度モーターランド鈴鹿に行ってみたら、ちょうどその日はジムカーナーデーということで、コース上にはパイロンが多数置かれていたのだった。ついに僕もジムカーナデビューする時が来たらしい。

着いた時間が遅すぎて他のお客さんはみんな帰った後だったけど…。なんなら講師のHさんも車両に荷物を積み込み終わった後だったし、今からパイロンを撤去しようとしていた最中でもあったけど…。

そんな状況ながら好きに走って良いということだったので、急いで車から荷物をおろして走行の準備。雨なのでエア圧は街乗りのまま2.5kPaで、減衰も柔らかいままでOK。

この日のレイアウトはこれ。サーキットジムカーナなのでパイロンの数はあまり多くないし、目印がたくさんあって比較的わかりやすいはずではあるが、ジムカーナ初体験の僕にとっては何がなんだかさっぱり。次のコーナーが右なのか?このパイロンは左からアプローチするのか?走ったらわけがわからなくなるに違いない。

初っ端からミスコース

雨で完熟歩行するのもアレだし、他に走る人がいないので車でコースを下見。後からわかることなのだがこの時点でミスコースしてた

覚えた間違ったコースを徐々にペースを上げながら走ってみたところ、

  • 普段は使わない連絡通路の部分が細いしタイヤバリアが置いてあって怖い
  • サーキット用のパッドを入れているため、パイロンターンでサイドブレーキを引いてみても全くリアタイヤがロックしない
  • 普段とコースが違うからどのギアを使うべきかわからない

とあたふた。やっぱりジムカーナは雨でもそれ用のブレーキセッティングが必要なんだなぁ…。でもサイドターンをしなくてもギリギリ回れる設定になっているようで、ラインを工夫すればベタグリップでも180°ターンは可能だったので、とっとと諦めてそっちに移行。ギア比も正直合わない箇所が多いけども、3本ほど走ってみたらなんとなくこんな感じか~とわかってきた。そうなってくるとかなり楽しい。コース間違ってるけど。

正規のコースで再アタック

一度休憩でピットに戻ると、講師のHさんにミスコースを指摘されてようやく間違いに気付いた。かなり大胆に間違ってたのに意外と気付け無いものなんだなぁ…。走りに関しては「言うことなし」とお墨付きを頂いてしまった。ジムカーナ初体験なのでそれは逆に困るが、それはそうと正規のコースでもう一度完熟歩行(走行)してから、3本アタックしてみた。

その様子がこれ。

  • 連絡通路のところで1速を使ったほうが速そう
  • 連絡通路で1速を使うと速度が上がり、スラロームに入るときにヨーが残って難しくなる
  • 外周後のスラロームやパイロンターンは焦らずきっちり抑えたほうが速そう
  • 連絡通路は捨てコーナー

ということはわかるのだが、やはり普段のサーキット走行と違ってかなり忙しいし、ラインの自由度が高そうで高くないあたりがなかなか難しい。通りたいところはきっちりパイロンで潰されているあたりが実にいやらしいレイアウト。でもそれが面白い。

その後もう一度アドバイスを頂いたが、雨だしこれ以上走ると一発なにかやらかしそうな気がしたので、この日はこれで終了。ジムカーナ、普通のサーキットのタイムアタックとはまた違った魅力があって楽しかった。また機会があれば挑戦したい。

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