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レーシングシューズのSPARCO SKIDを修理してもらった話

僕はサーキットを走る時は基本的にレーシングシューズを履くようにしているのだけど、このシューズが少し壊れてしまった。当然のことながら普段は押入れの中にあるし、サーキットでも車を運転する時以外は履かないようにしてあるので、こんな簡単に壊れてしまうと困るのだが…。

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レーシングシューズが壊れた

というわけで僕が愛用しているSPARCO SKIDがどう壊れてしまったかを見ていこう。

一番の問題がこれ。SKIDは靴紐を通す穴が紐で作られているのだが、その紐が抜けて先端部分に靴紐がかからなくなってしまった。この「靴紐をかける紐」は左右で1本ずつの紐になっているので、だんだん外側の靴紐がゆるくなってしまうという問題があった。これは困る。

さきほどの問題は右足の靴だったのだが、左足も同じように結構紐が抜けてきてしまっている。おそらく近いうちに完全に抜けて右足と同じようになってしまうだろう。

また左足のくるぶし部分は糸が解れて縫い合わせた部分が外れてしまっている。こちらは大きな問題ではないものの、そのうち壊れてしまうと困るので早めに対処したいところだ。

初期型SKIDならではの問題+四輪用シューズの難点

これを購入したStar5という販売店に相談してみたところ、どうも初期型のSPARCO SKIDは「靴紐をかける紐」が抜けやすいという問題があるとのこと。現行品は対策済みだそうなので、これから買う人は心配しなくてよいだろう。

また縫い目がほつれるのも、シューズに限らず四輪用のレーシングギアは難燃素材であるNOMEXの糸や生地を使っていることが主な原因とされている。この素材、燃えにくいことに特化しているのだが、難点として通常の糸よりかなり弱い。どうしても負荷がかかりやすい部分は糸や生地がほつれやすい傾向にある。

どちらの破損箇所も修理可能ということだったので、販売店に靴を送って修理してもらうことにした。

バッチリ直って帰ってきた

それから約1ヶ月と少し時間はかかったが、無事にレーシングシューズが帰ってきた。

「靴紐をかける紐」が抜けていた右足だが、紐が元の位置に戻され、更に紐が抜けないよう現行品と同じように上下に補強が追加されていた。ちなみにまだ壊れていなかった左足も同様の処置が施されていた。

左足くるぶしのほつれもバッチリ。ここは内縫いなのでどのように直すのか不思議で仕方がないのだが、じっくり見ても何の違和感もないレベルできれいに修理されている。

数千円で修理できた

結局「靴紐をかける紐」の破損に関しては初期型SKIDの問題ということで輸入代理店負担で無償修理となった。くるぶしの部分のみ自己負担で補修費用は税込2500円、これ+送料が僕が支払った金額となった。FIA公認品なのでNOMEXの糸で補修する必要があったりと通常の靴補修と比べて若干変わった対処が必要になってしまうのだが、補修費用としてはまぁそんなものかなと思える金額になったのは良かった。

レーシングシューズは普通の靴に比べてもかなり高価なので、僕のような一般ユーザーはなるべく永く使いたい。2年前に購入した物ながら、無償修理も含めきちんと対応してくれる販売店があることはとても嬉しい。おかげでこれからもガシガシ使い込んでいける。

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