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虹色の憧れ。PB SWISS TOOLS ボール付ロングレインボーレンチセット 212LH-6RB

機械を触る人なら誰しもが持っている六角レンチ。六角レンチだアーレンキーだヘックスだととにかくいろんな名前で呼ばれるこいつだが、当然僕も持っていて結構そこそこ使用頻度が高い工具でもある。

長い間僕の工具箱にはVesselの六角ボールポイントレンチが入っている。使い込んでいるだけあって手になじんでいるのだが、最近は使用頻度の高いもののボールポイントが時折滑るようになってきてしまった。工具も使っていくと次第にすり減ってサイズが小さくなってしまう。長年連れ添ったこいつもそろそろ限界らしい。

というわけで新しい六角レンチが欲しい。ロングで片側がボールポイントになってて、これまでのものは5mmまでしか無かったが本当は6mmまで欲しい。8mmと10mmが付属するセットもあるが、そんなサイズをL字の六角レンチで締めることなんてまず無いので要らない。

僕の工具箱にたくさん入っているSIGNETを含め「そこそこ」な工具メーカーのものは2000~4000円も出せば余裕で買える六角レンチセット。でもせっかく買い替えるなら、あの憧れの虹色セットが欲しい。

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PB SWISS TOOLS ボール付ロングレインボーレンチセット 212LH-6RB

というわけであの高級工具メーカーPB SWISS TOOLSの六角レンチを買ってしまった。PBといえばやはりこの虹色の六角レンチセット。10mmまで揃えているモデルだと紫色と青色が追加されるので更に虹色感が出てかっこいいのだけど、前述の通りそこまでは不要なのでパスした。

1.5、2、2.5、3、4、5、6mmのレンチがセットになっていて、それぞれ色が分けられているので慣れればぱっと見でサイズを選べる。でもそんなことよりも単純にカラフルで可愛いのがいい。

実はレインボーカラーにして売り出すことを最初に提案したのは日本支社なんだとか。それが今やPBの代表的存在になっているんだから面白い。

さすがの高級ブランド工具なだけあって、六角部分の精度が非常に高く、エッジが軽く隈取りされていることもあってスッとネジ穴に差し込まれる。ボールポイント部分には機械加工した切削痕があるのだが、その目が細かくてビビる。

その辺にある適当なネジに片っ端から差し込んでみてもわかる高精度さ。PBの工具は割としなることで有名だが、これも例に漏れずそこそこしなる。個人的にはこの手の工具は適度にしなってくれたほうがトルクのかけ過ぎを防止できるので良い。

強いて言うならこのホルダーが結構きつめで、大きい方のレンチを取り出そうと思うと意外と固くてめんどくさいのは気になる。でも使っていくうちにこなれていくはずなので大丈夫だろう。

値段以外は最高の六角レンチ

工具箱に入れた瞬間に一気に華やかになる。見ているだけでニヤニヤできる六角レンチというのもなかなか珍しいので、これだけでもすでに買う価値があったと言ってもいいかもしれない。

PB唯一にして最大の問題は値段で、このセットも普通に買うと約7500円(2022年12月時点)とまぁアホみたいに高い。10mmまでのセットだと1万円を超えてくる。ぶっちゃけネジを締めるだけで言えば、毎日ハードに使うのでなければホームセンターで売ってる2000円のセットでも十分なのに。ちなみにAmazonだと何故か他より安く買える傾向にあるようだ。

しかし、確実にネジを締め、工具を永く使うことを考えると、これ以上のものはなかなか無いかもしれない。塗装がボロボロに剥げて使い込んだ感が出る日はそう遠くないかもしれないが、ボールポイントが使えなくなる日がいつになるのかは検討が付かない。

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