万が一のための安心感。アストロプロダクツ タングステンタップダイスセットは並目と細目付きで車両整備に最適

夏場の暑い時期に車を弄っていると、ついつい暑さによる疲れからか、黒塗りの高級車に…じゃなくて、些細なミスをおかしがちになってしまう。よほどの環境がない限り冷房の効いた空間で整備とかできないので、適度に休憩を取るのが対策ではあるものの、ミスっちゃったときはどうにかして修正せねばならない。そう、特に舐めかけたネジ山とか。

アストロプロダクツ タングステンタップダイスセット

車のネジやナットって結構なトルクで締まってるもんだから、元々ついてたネジでネジ山が微妙な感じになってるのは割とある。組み立て工場ではちゃんとトルク管理されているはずなのだけども、なんだかんだ人が組み立ててるからそういうことはままあるわけだ。「このナットちょっと硬いな~」なんて締めこんでいくと、実は斜めってたことに気づかないままネジ山を壊しかけてしまったり…なんてことも起こりうる。というか、実際何回かやりかけたことがある…。

そこで活躍するのがタップとダイス。雌ネジを作るのがタップで、雄ネジを作るのがダイス。タップ&ダイスセットはアジア製の格安品から日本やアメリカ製の高級品までさまざまあるけども、アストロプロダクツのこれはかなりコスパが高く、かつ車両整備に向いている。なんて言ったって刃物は全てタングステン製で、かつ日本製なのだ。

並目&細目のセット

その辺のホームセンターで2000円ぐらいで売られているタップ&ダイスセットは並目のネジ山だけ、というものがほとんど。実際、たいていのものなら並目だけで十分なのだけども、こと車両整備となるとそれでは役不足。なぜなら結構な数の細目ネジがあるからだ。「なぜわざわざ並目で揃えないんだ」とも思うが、細目には緩みにくいという最大のメリットがある。自動車は安全第一なので、足回りなどの重要部品は大体細目のネジで組まれている。

サイズ 細目 並目
M3 0.5 0.6
M4 0.7 0.75
M5 0.8 0.9
M6 0.75 1.0
M7 0.75 1.0
M8 1.0 1.25
M10 1.25 1.5
M12 1.25 1.5
1/8-BSP

これに対応するために、このセットではタップ・ダイスともにM3~M12までの全てに並目・細目の両方を用意。車についている大抵のネジなら、舐めても修復できる。

タップハンドルは2種類が付属

タップやダイスを回すハンドルはもちろん付属しているのだけども、ちょっと嬉しいのは狭い場所でもタップを切れるコンパクトなハンドルもついていること。狭い場所だけでなく、細いタップに大きなハンドルだと扱いづらいので、こういうのが付いているのは頼もしい。できればダイスハンドルも小さいのがあるといいのだけども…。

ピッチゲージも付属

ネジピッチを調べるためのピッチゲージも付属。0.5mmからタップダイスセットにはない1.75mmまで揃っている。並目か細目かわからない時はこれをネジに当てれば一発でわかる。

なぜかダイス径はΦ25.4mm

一般的な丸ダイスは直径25mmのはずなんだけども、このセットのものはなぜかΦ25.4mm。一般的なものは0.4mm小さいだけなので、付属のダイスハンドルにも問題なく付けられるのだけども、なんでここだけ変な規格なのかは気になる…。

国産&タングステン製のタップダイスセットで格安

実際もっと安い似たようなセットは存在するのだけど、この手の道具は精度が命。かといってそうしょっちゅう使うわけでもないのに、数万円もするような高級工具を買うのは厳しい。アストロプロダクツのタップダイスセットは、精度的には申し分なく、かつ価格面でも手ごろ(セールだと激安品とあまり変わらない)で購入しやすい。破損したときに便利な単品もお手頃価格なのでガンガン使える。そう使用頻度の高い工具ではないが、万が一の時の保険として所持しておくべき工具だ。