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サクラチェッカー☆2.15の怪しいバイクカバーを買ってみた【Amazon】

我が家のガレージはしっかりとした屋根があって雨は防ぐことが出来るが、あくまでも屋外なのでバイクを保管していると埃が付着する。しかもちょうど吹き溜まりになりやすい場所にバイクを置いているので、結構な量の埃が積もる。

通勤通学に毎日使うのであればさほど汚れないだろうが、そういう使い方をしていないので、いざ乗ろうと思った時にバイクが埃だらけなのは少し萎える。

それだけならまだしも、最近はこの地域の猫がシートの上で爪とぎしたらしくシートに傷が入っていることに気がついた。せっかくきれいなものに交換したのに…。

猫よけのトゲトゲシートをシートの上に置いておくことで対策は猫対策はできたが、相変わらず埃は積もるばかり。せっかくかっこいいバイクを買ったのに、汚れていくのを見過ごすのもなんだか嫌な気分になる。

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Amazonで売られてる謎中華ブランドバイクカバーを購入

猫と埃の両方を一網打尽にするべくAmazonでAmisonという謎中華ブランドのバイクカバーを買った。名前がAmazonに近いのがもう面白いのに、せっかくのブランド名が収納バッグに記載されていないのが残念。一度広げた時点で収納バッグに収まることはもう二度と無いだろう。

バイクカバー自体はその昔青空駐車場にNinja250Rを停めていた時にバイク用品店で購入したものを使っていたので、使うこと自体は少し面倒くさいがそこまで抵抗感は無かった。でも付けないで済むならそのほうが良いと思ってる。

サクラチェッカーで☆2.15

中身を取り出すと、バイクカバーの他には製品チェックの証と全体を括れる紐(写真に入れ忘れた)、そして感謝カードなるカードが入っていた。

感謝カードはまぁ…☆5つのレビューをすると1000円のAmazonギフトカードをくれるっていうアレ。このバイクカバーは通常価格で3000円弱、僕はセールで2000円ちょっとで買ったのに1000円キャッシュバックとはこれいかに。

Amazonレビューは☆4.3だったが、サクラチェッカーによると☆2.15となかなかに香ばしい結果。そうでしょうね。

中身は意外とまとも

XL(全長220cmまで)とXXL(全長245cmまで)の2種類だけランナップしているAmisonバイクカバー。Daytona675は全長2020mmなのでXLサイズを選択した。並べてみるとだいたいちょうど良さそうな感じ。

防犯性を謳う反射材が前後にあり、Amisonのブランドロゴが前側に配置されることで前後の認識が可能。ぐちゃぐちゃにたたまれた真っ黒の生地の中からロゴを探し出すのは微妙に手間取るが、そう難しいことではない。

裏面が銀色になっていて、真ん中に風で広がるのを押さえるワンタッチ式のベルトが備わる。ベルトはペラペラだが必要十分。

しかし日焼けや紫外線、高温から守ることを考えれば外側が銀色のほうが良さそうなものだけども、このあたりの設計思想はいまいち理解できない。

ガバッとかぶせてベルトを締めるだけ

バイクカバーなんてどれも「ガバっとかぶせてベルトを締めるだけ」なので、当然Amisonのこれも同じ。サイズ感的にはちょっとダボッとした印象があるが、逆に少し余裕がある分だけかぶせやすいなとも思う。

前後に鍵を通すための穴があるが、これが蛍光素材で補強されているのは高ポイント。暗がりでもしっかりと作業できる。

各部の縫製を見てみると、あまりしっかりした強そうな糸を使っている様子こそ無いが、二重に縫われていて防水性はちゃんと考えていそうな構造と感触がある。

生地自体はそんなに厚くはなくどちらかといえば薄いが、引っ張ったら破けるような脆い感じはしない。それはカバーを外すに実感できる。外す際にはどうしてもペダルなどに引っ掛けてしまいがち。特に僕のDaytona675は社外のバックステップがついている関係でかなり刺々しい箇所もあるのだが、多少引っ掛けても生地が破れたりしそうな感じは無かった。ものとしてはまぁまぁ悪くないレベル。

ただし昔使っていたバイクカバーは湿気や強風時の風を抜くための、雨が入らない構造になっている空気穴が用意されていた。Amisonバイクカバーにはそんなものは無いので、強風時はかなりバタつきそうな感じ。

そういったときのためにはこれまたペラペラのベルトが1本用意されている。これでバイクをぐるっと縛れば良いということだろう。でも多分バイクカバーを外してしまう方が安全だと思う。

実際に使ってみた

実際このブログを書くまでに1週間ぐらい使ってみたが、とりあえず猫よけと埃よけには十二分に役に立っている。バイクが汚れなくなっただけですごい満足感がある。

バイクカバーを外してぐちゃぐちゃっとまとめると多少場所を取るが、適当なホムセン箱をガレージに用意しておいて突っ込めばOK。適当でも押し込めば小型の箱に入る。

明らかに耐熱素材では無さそうなので、帰宅してから5分ぐらいバイクを冷やした後にカバーを被せてみたが、それでカバーが溶けた様子は無い。ただDaytona675はセンター出しのマフラーなので、マフラーとカバーが当たる場所が極めて少ないというのも理由の一つ。一般的なサイド出しマフラーのバイクで使うときはもうちょっと冷えてからかぶせたほうが安心だと思われる。

屋根付き駐車場で使う分には悪く無さそう

ということでAmazonで売られてる怪しいバイクカバーを買ってみた。

正直な感想としては「こんなもんだろうな」といったところで、何かが期待以上だったりコスパの高さを感じたりすることはなかった。もし僕が雨風や直射日光がバシバシ当たる屋外駐車場にバイクを停めていたら、このカバーを使うことはまず無いと思う。実際Amazonで低評価を付けているほとんどの人が「耐候性の低さ」「数ヶ月で破れた」といったレビューを残している。実物を触った感じもそんな感じがする。

一方で「多少の雨風は防げているので、埃や猫を防ぎたい」という僕の用途には十分なレベルの製品だと思った。触れたら崩れそうなぐらい脆いわけじゃないし、きっと直射日光にガンガン当たりさえしなければそこそこ持ってくれそうな感じはする。カバーを被せる時点で多少の小キズが入ってしまうのはしょうがないが、そもそもバイクが結構ボロいので気にするほうがアホらしい。でもそんなピンポイントな用途の人はそうそういないと思う。

元値の3000円で買う価値があるかと言われれば…微妙。それだったらホームセンターの安いカバーを買っても同じような性能を得られると思う。青空駐車場できちんとバイクを守りたいのであれば、もっと良いカバーを買うべきなことだけは間違いない。昔使っていたバイク用品店で購入した銀色のカバーは5000~6000円したと思うが、多少の粉を吹きながらも3年間ぐらいしっかりとバイクを守り続けてくれた。

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