最近全くRX-8でサーキットを走れてないし、何より2023-2024の冬は一回も走りに行かなかった。結果論だがハブベアリングが壊れてたので走りに行ったら大惨事だった可能性がなきにしもあらずだが、タイヤも残り少ないし、まぁ今行かなくてもいいかな～と思ってるうちに夏になってしまった。
1年ぶりにモーターランド鈴鹿をアタック
走行しているうちに、また中部地方に行く機会が到来した。どうせならRX-8で行って、ついでにさらっとサーキットを走りたい。まだ梅雨明け宣言が無くて天気予報がかなり微妙だけど、雨は雨でまた楽しいし、とにかく気軽に走る感じで行けたらいいなと。
と思ってモーターランド鈴鹿に向かったら、なんとガッツリ晴れててラッキー。若干の曇り空だがガッツリ蒸し暑くてタイムこそ望めそうに無いものの、去年の9月以来のサーキットなのでドライで走れるだけでも嬉しい。偶然だが前回モーターランド鈴鹿を走ったのもちょうど1年前のこの時期だったらしい。
履いているシバタイヤTW200は前後共によくこれで4月の車検に通ったなと思うぐらいにはすってんてんで、かなりの浅溝状態。エア圧は冷間で160kPaに調整して温間190kPa狙い。減衰は最弱から前24段目、後20段目とリアが若干動くようにセット。
最後のサーキット走行である昨年9月のオートランド作手からはアライメントのみが変更されている。フロントを若干トーアウトに、リアキャンバーを寝かせたセットアップがなんとなく狙い通りになっていたら嬉しい。
コースインして1周目は久しぶりのサーキット走行ということでちょっと様子見。路面温度はしっかり高いので温まるかなと思ったのだが、浅溝すぎて熱が入らないのか若干滑るので、少しゆっくり目にウォームアップ。ちょうどデータロガーを友人に貸し出したタイミングだったので走行中にタイムがわからないのだが、2周目・3周目とフィーリングがどんどん良くなっていき、4周目でフルアタック。
それが今回のベストラップでタイムが48.361秒。タイヤが無さすぎてフロントの手応えがかなり弱かったので、リアタイヤで走らせるような乗り方に調整したら、夏場にしては思っていたよりタイムが出た。アライメント調整の結果も上々で、タイヤがない割にはフロントが効くし、リアの踏ん張り感や旋回性も良くなってる感じがする。
また珍しく祝日に走ったことで他にお客さんがいたこともあり、路面状況も上々だったのだろう。平日ぼっちアタッカーはつらい。
あと蛍光イエローのクラシックなグローブを嵌めているのは、現地でグローブを忘れたことに気づいてコース管理人さんからレンタル用のものをお借りしたため。ありがとうございました。
一回ピットインしてエア圧を見ると200kPa近くまで上がっていたので190kPaに調整。なんか止まってるだけでブレーキやらアスファルトやらの熱を受けてエアがどんどん上がっていく感じがある。
この後に再アタックを擦ると48.5秒ぐらいまでは行くのだが、やはりシバタイヤTW200は一度熱が入り切ってしまうと、完全に冷めるまではそこから回復しない。タイムは諦めて色々と走りを試す練習に切り替えよう。
GRヤリスに試乗
少し体と車を冷ましていると、隣のピットのGRヤリス乗りのドライバーさんから声をかけられた。色々と気になることがあるらしかったので、よかったらどうぞ～と横に乗せてあげることに。
この方はまだサーキット走行を初めて1年半程とのことだったが、GRヤリスにはハイグリも車高調もフルバケもついていてそこそこ気合が入ってそうな雰囲気。ドライビングに悩んでいるとのことだったので、僕が教えられる範囲で色々と会話をしたが、普段はボッチなのでこういう人に教える機会があると自分も勉強になって楽しい。
その後は彼のGRヤリスをご厚意で少しだけ運転させてもらったが、とにかくエンジンパワーがすごくて驚きと笑いが止まらなかった。車的にはサスセットが悪いのかはっきりとしたことはわからないが、だいぶ癖が強くて乗りづらい車だったが、車の剛性感は高いしとにかく現代の車って感じ。できれば次は純正サスのGRヤリスに乗ってみたい。
シバタイヤTW200がすってんてんに
そんなわけで走行後はシバタイヤTW200がすってんてんに。稲妻マークのところは比較的溝があるように見えなくもないが、センターライン上のスリップサインは到達しているし、何より走っててグリップしてないのでゴミ。次は現行のシバタイヤ200Rにしたいなぁなんて思っていたが、円安物価高な世の中とはいえ4本で10万超えは流石になぁ…。
やはりここはまだほとんどレビューがないけど期待大のOTANI BM2000に行ってみるしか無いのか。
ポチップ
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