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【RX-8】サスペンションのスプリング変更 サブスプリングありから元の12K/10Kへ@178155km

前回サスセッティングを見直したくて、車高調のスプリングを変更した。フロントをLARGUS RSスプリング ID62-180mm-16Kに、リアをLARGUSのRSスプリング ID62-100mm-14K+Navic トラクションスプリングという組み合わせにして、どうなるかを確認してみた。

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スプリング変更の効果は今ひとつ

スプリングを変更した後にサーキットを3回走ってみた。正直いいところもあるけど悪いところもあって、なんとも言い難い。

良いところはターンインでのリアの粘り。7.5kmf/mmで有効ストローク20mmのサブスプリングがあることで、ターンインでリアが破綻することはかなり減った。逆にちょっと無理してリアを出そうとしてもなかなか出てこないので、初期の旋回性が下がったとも言える。ただリア荷重が抜ける状況での安定感はあり、すごくいい感じ。また前後ともレートアップしているので、動きが機敏でS字の切り返しなどはスパスパ動いてくれる。

対して悪いところは、リアのメインスプリングが長さ100mmしか無いせいで、動いてほしくないところで細かく動きすぎること。ターンインでは良いのに、コーナーミドルでリアがすっぽ抜ける。すごく安定感がなくて怖い。立ち上がりのトラクションもさほど良くないか、今までと殆ど変わらない印象。短すぎるバネと長年酷使している格安車高調(BLITZ ZZ-R)の組み合わせは流石に厳しい様子。

フロントも硬すぎるのか、あるいは20mm短くした影響が出たのか、手応えに安心感が欠ける。もうちょっと縮んでいて欲しいところでも戻ってきてしまうので、コーナーミドルからの安定感が低い。減衰力を上げれば多少は良くなるものの、悪くなる部分も当然あるので難しい。できれば伸び側だけ固くしたいが、ZZ-Rでそんな事ができるはずもない。

街乗りは最悪すぎる。とにかくゴツゴツして仕方がない。減衰を下げると動きが収まらないし、上げると硬すぎて不快。ちょっとした凸凹が路面上にあると、今までと同じ車高にしているはずなのにボディを打ってしまう。おそらくリアメインスプリングがよく動きすぎるせいだろう。

ハードで短いスプリングを活かせるような高性能ダンパーならいざ知らず、7年間も使いっぱなしの格安車高調でこれをやるのは無理がある。多分ダンパーが新品だとしても無理がある。フロントはまだ良いとしても、リアのメインスプリングが短いのは難しい…。200mmのスプリングが入るショックアブソーバーが欲しい。

スプリングを元に戻す

街乗りが不快なのは多少我慢するとしても、サーキットで気持ちよく走れない上にあんまりいいタイムが望めそうにないのは嫌だ。スプリングを元に戻そう。

というわけでフロントをLARGUS 12K/200mm、リアをLARGUS 10K/150mmと元のセッティングに戻した。14K/200mmのバネも持っているのでフロントはそっちにしようか迷ったが、一旦は今までのセッティングにして様子を見てみることにした。14Kは近々また試してみよう。

元に戻して街乗りをしてみるが、とにかくすごい快適(当社比)。サーキット専用車ならいざ知らず、街乗り兼用なら無理のあるセッティングで乗るもんじゃないなと思った。

@178155km

作業は総走行距離178155kmのときに行った。

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