日本の公道を走るうえでは一般車両は最低地上高が9cm以上なければならないと定められている。車の腹下を覗き込んだときに一番低い場所で9cmがなければならないのだが、なかなかそんなのを確認するのが難しい。
というわけで9cmを確認できる工具を自作する。
自作の車高チェッカー
といっても地面からの高さが9cmあることが確認できればいいだけなので、とても簡単な装置でOK。

それがこれ。ただ木の棒を切ってL字にしただけ。ちなみに厚さ15mm、幅25mm、長さ1000mmの木の棒がホームセンターに売っていたのでそれを使った。お値段なんと70円。安い。

端から長さ90mmの分だけをカットして、L字になるように木ねじで固定しただけ。木ネジはそのへんにあったものなので実質無料。

あとは水平で平らな場所に車を置いて、車の下にこの自作工具を突っ込んで最低地上高をチェックするだけ。木の先端がどこにも当たらなければ9cmの最低地上高があることが確認できる。
最低地上高を測る既製品
昔はTEINの車高調を購入すると高さ90mmが見れる測定ツールが付属していたそう。アルミ製だったり樹脂製だったりするが、残念ながら今は廃盤とのこと。
また世の中にはオートスタッフ コロ9などという高級工具も存在はするが、さすがに9cmを見るためだけに個人で出す金額じゃない。チューニングショップだと便利かもしれない。
最低地上高測定器 – 整商連
あと陸運局に行くとアンダーゲージ BHG-145という、45mm~145mmの範囲で計測可能な便利グッズが置いてあったりする。とても単純な作りながら結構便利そうで良いのだが、残念ながら一般には売られていないっぽい。


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