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【RX-8】バネレートアップ後の美浜サーキットアタック!タイヤ無さすぎだが前回よりタイムはアップ

先日サスペンションのバネレートをフロント12Kリア10Kからフロント16Kリア12Kへとアップさせてみたので、その効果を確認するために美浜サーキットを走ってきた。ラルグスの低反発SSスプリングの実力やいかに。

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レートアップ後の美浜サーキットアタック

なぜか知らないが平日なのにこの日の美浜サーキットは大盛況。屋根付きパドックは埋まってるし、9時前の時点で15台ぐらいが集まっていた。まぁ僕も本当は行こうと思っていたサーキットが貸し切りや休業だったために美浜に来たぐらいなので、そうやってみんな集まっているのかもしれない。

ちなみに気温は15℃ぐらいだったが、日差しが強くてかなり暖かく感じる。ここ数日は晴れが続いていたし、路面温度が上がりつつ気温がそこそこ低いのでコンディションはそれなりに良好そう。

またセッティングを変更した記事にもちらっと書いているが、今回は諸事情でいつもより2cmぐらい車高が高い。あとタイヤ(NANKANG CR-S)もほぼすってんてんなのでタイム自体にはあまり期待せず、レートアップした感触を確かめたい。

1セッション目

朝イチの枠は台数が多そうだったのでパスして、2本目の9B枠を走行。運がいいことに3台しか走行していなかったのでクリアラップが取り放題だった。というかこの後もずっとそうだったが、来てるけど走らない人が多すぎる。エア圧は冷間170kPaに揃え、減衰はいつもより弱めで最弱から前20段、後16段にしてコースイン。

走り出しはとにかく滑ってしょうがない。タイヤがほとんど無いせいもあるが、温まるまでに3周ぐらいかかった。今までに比べてサスペンションが動かないせいで突っ込めないし踏めない。曲がるまでにすごい待ち時間を強いられてしまう。

ロール量は明らかに減っていて、1コーナー~第1ヘアピンまでのアクセル全開で抜けるコーナーでの安定感がすごい。コーナーでの踏ん張り感もあるし、立ち上がりのトラクションもタイヤが無い割には結構よく感じる。ただし特にリアの伸びストロークが計算上1cmほど減っている事もあって、最終コーナーでの空転がライン取りによってはきつく出る。流石にここまで脚が硬いと本気でLSDが欲しい。

その割にはタイムは47.737秒まで出ている。タイヤは食わないしフィーリングも良くないが、タイムは前回とほぼ同じぐらい出ている不思議。

一旦ピットインして空気圧を見ると、前後195kPaほどまでアップ。200kPa狙いなのでちょうどいい。フロントサスの動かなさが気になってしょうがないので、前だけ減衰を16段に落として再コースイン。

フロントが動くようになってコーナー進入時の安定感が上がったが、やっぱりリアが動かない分だけ我慢を強いられる。クリップ手前でもアクセルをほんの僅かに入れて置きたくなるぐらい相対的にリアが軽い。でも逆に言えばそうやって微妙にアクセルを入れればどうにか対処できる程度でもある。

そこで出たのが本日のベストタイムで、47.714秒。できれば47.6秒台に入れたかったが惜しくも届かず。前回の美浜では47.723秒だったのでほんの僅かにタイムアップは果たしたが、気温もコンディションも違うのでなんとも言えない感じ。

ロガーをチェックすると、1コーナーやフェニックスコーナー、最終コーナーからの脱出でタイムを稼ぐ一方、バックストレートエンドでの遅さが目立つ。これタイヤが良くなったらすごくタイムアップするのでは…?

2セッション目

続いて10B枠を走行。こちらも3台ぐらいの走行でかなり走りやすかった。

エア圧は変えずに、減衰を最弱から前後8段目と一気に柔らかくして、サスペンションを動きやすくしてみた。これでどうか試してみよう。1セッション目から40分経っているとはいえエア圧は底まで下がっていなかった。

タイヤの表面が温まればさっきよりも短い時間でグリップが上がってきた。減衰はちょっと柔らかくしすぎたのか、コーナーで多少のふらつきを覚える。確実に前後のサスペンションが動くようにはなっているのでさっきまでの不満は減ってきたが、もうちょっと手応えが欲しい感じはある。とはいえタイムは47.746秒とベストから0.032秒しか変わらない。

なのでピットインして前後の減衰を最弱から12段にセット。エア圧は左前だけ若干上がっていたので200kPaに揃えて再コースイン。

先程感じていたふらつきはかなり抑えられ、特にリアの動きはいい感じになってきた。タイヤが無いので我慢は強いられるが、1セッション目ほどのリアの軽さは無くなってきた。フロントはもう気持ち反応が欲しい感じがあるので、もしかすると前14段・後12段ぐらいがちょうどいいのかもしれない。そんなことを思っていたら、さっきと全く同じ47.746秒が記録。多少のセッティングを変えながらもセッションベストタイムが2回出るのもすごい。

タイヤがあれば悪くないかも

レートアップの効果としてロール量の減少やアクセル全開で抜けるコーナーでの安定感、そして脱出速度のアップが確認できた。特に車高が上がってるのに安定感が上がっているのだからすごい。なおさら車高を下げたくなってきた。

一方で伸びストローク不足の弊害が大きくなったり、冷間時のグリップの無さ(=タイヤのグリップに依存している)など課題も出てきた。ただ高反発のRSスプリングを付けたときと違い、「サスペンションが伸びるスピードが速すぎて乗りづらい」みたいなことは感じなかったので、低反発のSSスプリングはかなり使える気がする。というか、以前ラルグスの標準14Kスプリングを入れたときよりも感触がいい。

タイヤが減ってきていることを考慮すればタイムアップしているはずだし、タイヤが新品なら確実に良いだろうという感触は間違いなくあった。新しいタイヤは何にしようか…。

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