2026年6月、長年待ち続けたAiM RaceStudio3のスマートフォンアプリがついにリリースされた。これでサーキットでサクッとドライビングを解析できる!きっとAiMユーザーの誰しもがそう思ったが、実際にはアプリは全く持ってロクに動かなかったため、盛大な肩透かしを食らったのであった。

とはいえ、そんなことはこれまでのAiM製品ではよくあること(良くないけど)。しばらくしたらきっと使えるようになるのだろう。そう期待して久々に試してみたら、なんだか使えるようになっていた。


ちなみにAndroid版もiOS版も最終更新日は6月24日。リリースから20日ぐらいで改善されてたらしい。
スマートフォン版AiM RaceStudio3が使えるようになった
リリース初日はまずロガーとの接続すらできなかったスマホアプリ版RaceStudio3だが、ついにデバイスが認識できるようになった。やったぜ。
っていうかいつの間にか日本語にも対応している。地味ながら嬉しい。

ちなみに「スキャン中」が長く続いてうまく接続できなかったので、スマホ側のWi-Fi設定でロガー(今回はAiM SOLO2 DL)に直接繋ぐことで認識された。

デバイスと接続できると、ファームウェアのアップデートや、リアルタイムの状況(バッテリー電圧や内蔵センサーの状況などの確認)、取り込んでいるトラックデータの確認や、記録されたデータの一覧が可能。

記録データはWindows版RaceStudio3と同様に並ぶ。すでにスマートフォンに取り込んだデータは表示されない様になっている。目的のデータをタップするとデータを取り込める。
簡易的な解析が可能

アプリのホーム画面に戻り下の「解析」を押すと、取り込んだデータが一覧できる。先日走ったモーターランド鈴鹿のデータを取り込んでみたので、それを見てみよう。


データをタップすると、そのデータの概要が表示される。ベストラップやラップタイム表が出てくる。「開く」を押すと解析画面に移動する。

「チャンネルレポート」ではラップタイムが早い順に自動で並び、また自動でトップ3が選択される。右上にある「設定ボタン」を押してみる。

すると比較するラップを3まで任意で選べる。比較するチャンネル(速度やエンジン回転数など)は2つまで選べる。今回はやっていないが、複数データを取り込めばセッション違いの走行データの比較も当然可能。

「グラフ」では見慣れた感じの解析画面が出てくる。基準ラップとのタイム差を見ながら、選んだチャンネルや走行軌跡を確認できる。グラフは拡大可能なので割と細く見える。
なぜかスクショを撮った時は表示されなかったのだが、「Google」と書いてある所には本来Googleマップの衛星写真が表示され、その上に走行軌跡が色分けされて表示される。地図は拡大可能だが、さすがに枠が小さすぎる…。
使い勝手は微妙だけど
個人的にはスマホアプリの登場で、現場でサクサクっとかいせきできるようになったのかな~と思っていた。しかし実際使ってみると、デバイスのスキャンにちょっと時間がかかったり、データをいちいち取り込むのにも若干の待ち時間があったりと、そのへんの手間がWindows版と大差ない印象。パソコンを持っていって開ける環境にあるならパソコン版の方が便利だし見やすい。

ちなみにスマホ横画面にはいま一つ対応していないようで、横画面にするとアプリが勝手に終了されてしまう。まぁそんなのは使えなかったことに比べれば些細なことなので気にするまでもないが…。
とりあえずパソコンがない状況でも簡易的に走行データを解析できるようになったのはありがたい。AiMクラウドとも連携できるのでPC版との連携も可能。せっかくの高級ロガーをよりガンガン使うならスマホアプリも活用するのがベストだろう。


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