先日購入した車高調のBLITZ ZZ-Rは、家に届いて間もなく全バラしたのちに各部を測定、快適な街乗りとミニサーキットで速く走るために最適なバネレートを計算によって導き出した。そして発注したスプリングがついに到着したのだ!
MAQS 直巻きスプリング
それがこれ。MAQSの直巻きスプリング。割とシンプルな箱に入って到着した。
側面には手書きで、内径・自由長・バネレートが書かれている。前の記事にも書いたように、買ったバネは
- F:ID62 / 200mm / 12kgf/mm
- R:ID62 / 150mm / 8kgf/mm
MAQSのバネはID62とID63が兼用なので、箱には内径が63だと書かれている。
中身はこんな感じ。梱包も丁寧だし、この箱は直巻きスプリングを入れるのにベストなサイズになっているので、今後スプリングが増えたときには保管するのに重宝しそう。
色鮮やかなオレンジ色が美しい
中身のスプリングはこんな感じ。スプリングはピシッとまっすぐ立つし、タレがないわけじゃないが塗装は丁寧で発色も美しい。コイルをカットした断面に若干の荒さはあるものの、全体的にはとても丁寧に作られていることが伝わってくる。
ただちょっといただけないのは、レートや自由長はステッカーで貼られている、ということ。割と簡単にはがれてしまいそうな感じがある。MAQSのロゴはプリントされているのだから、スプリングのスペックもプリントで記載してほしかった…。
荒巻なスプリング
ZZ-Rについてきた自由長200mmバネレート8kgf/mmのバネと、MAQSの自由長200mmバネレート12kgf/mmのバネを並べてみるとこんな感じ。MAQSのバネはBLITZのそれよりもレートが高いにも関わらず太さが同じぐらいで、かつ巻き数が2巻きほど少ない。一般に巻き数が多ければ多いほどしなやかなバネになり、少ないほど反発感の強いレスポンスのいいバネになる。
リア用のバネで比べても少し荒巻になっている。
車高調に組み付け
というわけでさっそく車高調に組み付けた。色合いが毒々しくチューニングカーっぽい(笑)。前後ともにプリロードは0mm。スプリングの交換をするときはロアマウントでもアッパーマウントでも、どちらか一方を外してしまえば簡単に行えるが、僕はロアマウントやスプリングシートを外すのが面倒(特にRX-8用のフロントはネジ山が長い…)のでアッパーマウントを外して作業した。作業方法はこちらから。
あとは車体に組むだけ
少なくとも見たり触ったりした感じでは、MAQSのバネはあまり安さを感じさせない高品質な造りをしているように思う。また車高調に組んだ時も直角度が高いのでガタツキがなく収まりがとてもいい。これは期待できそうだ。
車高調を取り付ける
車高調をRX-8に取り付けた。
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