RX-8のブレーキローター交換方法を紹介する。
なお、ブレーキは重要保安部品なので、自信がない人は素直に車屋さんにお願いしましょう。
RX-8のブレーキローター
RX-8のブレーキローターは様々選択肢があるが、僕や価格やこれまでの実績でDIXCELの一番安いPDローターを使っている。サーキットをガンガン走っているが、これで特に問題が起きたことはない。
僕のRX-8は前期ベースグレードなのでフロントローター径が小さいタイプ。TypeSなどのハイパフォーマンスグレードはフロントブレーキが大きいタイプになる。リアは全グレードで共通。DIXCELの品番は以下の通り。
- 18/19インチフロント:PD3519301
- 16/17インチフロント:PD3513007
- 全グレードリア:PD3559302
フロントブレーキローターの交換
フロントブレーキローターを交換する。
まずアッパーアームに固定されているブレーキホースブラケットを外し(写真一番左側)。ブレーキキャリパーを固定しているボルト2本を外す。これでブレーキキャリパーが外れるので、ブレーキホースがつっぱらない位置に避けておく。
ブレーキパッドを外し、キャリパーサポートブラケットを固定している2本のボルトを外す。
ブレーキローターを固定している2本のプラスボルトを外す。このボルトはめちゃくちゃ固着しているので、
ショックドライバーを使って外す。外したことがないブレーキローターの場合はこれなしではおそらく取れない。
2本のプラスボルトが取れた時点でブレーキローターは固定されていないが、サビで固着している場合がある。その時は赤矢印が刺す穴に不要なM8ボルトを突っ込むか、ブレーキローターの角(青く囲った部分)を金属ハンマーで軽く殴ると取れる。
ブレーキローターが外れた。
組み付けるときは逆手順で。各ボルトにスレッドコンパウンドを塗っておくと、次回外す際に固着無く外れる可能性が高まるのでおすすめ。
リアブレーキローターの交換
リアブレーキローターも構造的にはフロントブレーキと同じ。
ついついサイドブレーキを引きっぱなしにしているとキャリパーが取れないので(結構やりがち)、事前にサイドブレーキを解除する。
キャリパーを固定しているボルトを外し、キャリパーとブレーキパッドを取り外す。
写真を撮りづらい場所にあるので外したキャリパーサポートブラケットで説明するが、フロントと同様の位置にキャリパーサポートブラケットを固定しているボルトがあるので外す。
リアブレーキローターは固定ネジがないので、穴にボルトを突っ込んで固着を外す。
ブレーキローターが外れた。
組付けは逆手順で行えばOK。
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