RX-8に2年に1度の恒例行事が訪れた。車検だ。
ユーザー車検で通す
僕がこのRX-8に乗り始めてからちょうど6年が経つので、今回の車検が3回目。僕はかつて自動車整備工場でバイトしていたこともあり、また過去2回ともにユーザー車検で通しているので、もちろん今回もユーザー車検でサクッと通してこよう。
24か月点検を行う
陸運局に持ち込む前に24か月法定点検を行う。項目個所を羅列するのはめんどくさいので省くが、タイヤの溝やブレーキパッドの残量、油脂類の量、ブーツの破れやオイル漏れの有無、ベルトの張り、灯火類などをチェックすればOK。チェックしたら24か月点検記録簿に記録。記録簿はネット上からダウンロードできる。
自分で整備できない人はディーラーや整備工場などでやってもらおう。
必要書類を用意する
車検に必要な書類で、事前に用意しておくのは以下の通り。
- 車検証
- 自賠責保険証明書(車検前まで有効なもの)
- 自動車税納税証明書(特定の条件で省略可)
- 定期点検記録簿
納税証明書は5月や6月に車検を受ける場合や、ナンバープレートの場所と違う都道府県の陸運局で検査を受ける場合でなければ大抵省略できる。他にも、
- 自動車検査票
- 自動車重量税納付書
- 継続検査申請書
- 自賠責保険証明書(車検後に有効なもの)
も必要だが、これらは陸運局で入手可能。新しい自賠責保険は、特に保険屋にこだわりがないのであれば、検査場で検査を受けて合格した後に陸運局内の窓口で加入すればOK。
お金を用意する
一番重要。僕のRX-8は平成16年に初年度登録されているので、
- 自賠責保険:25,830円
- 検査手数料:1,800円
- 自動車重量税:34,200円
の合計61,830円が必要。ここには印紙代なども含まれている。計算はここで可能。
しかし高いな重量税…。
車検の予約をする
国土交通省のWEBページから車検の予約ができる。いちいちアカウントを作らないといけないのが面倒だが、インターネットで予約できるので便利っちゃ便利。3~4月や8~9月は混雑するので必ず予約して、予約番号を控えておこう。
陸運局に行って何もわからないふりをする
ここまで用意出来たら陸運局に行こう。入ったら
ユーザー車検:〇番窓口
みたいな看板があるはずなので、まずはそこの窓口に行き、受付の方に
「ユーザー車検を受けたいんですけど…」
と弱気な感じで言うと丁寧に案内してくれるはずだ。僕も久々だったし、バイトしてた頃は名古屋の陸運局に行っていたので、大分の陸運局とは若干勝手が違ってよくわからない点も多く、この技は割と有効。別にこんなこと分からなくても恥ずかしくもなんともない。あとは流れに沿って重量税を払ったり書類を書いたりすればOK。書類が完成したら最初に行った窓口に行き、書類を確認してもらったのちにハンコを押してもらって、検査レーンにならぼう。
検査レーン
あとは検査レーンに並び、係員の指示に従ってライトをつけたり消したり、スピードメーターの検査や光軸の検査、下回りや排気ガスの検査をしよう。
「検査受けるの初めてです」
と最初に合う人に一言言っておけば案内の人が付いてくれるので初めてでも安心。
ちなみに:警告灯
ちなみにだが、最近メーター内の警告灯についての車検検査項目も増えた。上の写真を見てもらえばわかるが、RX-8の持病ともいえるパルテノン神殿(クーラント水量不足)が点灯している。実際の水量さえ確認して十分な量があるのであれば、パルテノン神殿は検査項目外なので点灯していても問題ない。
検査項目で落ちた場合
サイドスリップ検査や光軸検査を合格できない場合があるので(というかこの二つか、灯火類が点かないかしかない)、陸運局のすぐ隣にあるテスター屋に行って直してもらおう。おおよそ1000~2000円の間でやってくれるはず。
検査を合格できる状態になったらもう一度レーンに並んで、落ちた項目だけ検査を受ければOK。
自賠責保険に加入、新しい車検証をもらう
検査に合格したら書類にハンコを押してもらって、窓口で自賠責保険に加入する。最後に指示された窓口で書類を提出してしばらく待てば、ついに新しい車検証が手に入る。
フロントウインドウに貼るシールもくれるので、古いシールはスクレーパーで剥がして新しいのを貼る。貼り方は台紙に記載されている。
どうでもいいけどこの2年でシールのデザイン新しくなったんだなぁ。そして平成32年は訪れないから、僕のRX-8の車検は永久に有効になったのだ!←
面倒だけども難しくはない
というわけでユーザー車検の流れをざっくり書いた。書類を用意したりするのは確かに若干面倒ではあるものの、全然難しくはない。陸運局にいる時間は空いていれば1時間もないのでそこまで時間がかかるわけでもない。平日に時間が取れるのであれば、ユーザー車検にチャレンジしてみてもいいだろう。
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