WTACを制した最強ホイールAME TRACER TM-02を入手!したんだけど…なんか重い

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以前から17×9Jサイズのホイールが欲しかった。なぜなら255/40R17サイズのタイヤが履きたかったから。本当は265/35R18サイズが履きたいので18×9.5Jが欲しいのだけども、18インチは大きすぎて、タイヤのむちっとした感じが無いのが何となく好みとは違う。

とはいえ両方とも人気のあるサイズで、スポーツホイールを買おうと思うとたとえ中古でもなかなかいい値段になってしまう。その日もな~んとなくの気持ちでオークションサイトやフリマアプリを眺めていたのだけど、ふとした拍子に目に入ったホイールが気になった。

あれ…これってもしかして…?

値段が安くサイズもちょうどよかったこともあって、気づいたときには購入ボタンが押されていた…。

AME TRACER TM-02

それがこのAME TRACER TM-02。かつて鋳造なのに鍛造並みの超軽量ホイールとして名をはせたKYOHO TRACERの後継で、2019年現在は海外専売モデルとされている。現在はさらに進化したAME TRACER GT-Vという5本スポークモデルが国内販売されている。

製造はENKEIが担当。MAT製法で作られることで軽量さと剛性を確保し、なんと鋳造ホイールなのにWTAC出場マシンであるサイバーエボに採用され、2011年と2012年に世界最速タイムを刻んだホイールとして知られている。

その見た目と製造元からわかるように、ENKEI RPF1の兄弟ともいえるようなホイールで、RPF1よりも剛性を重視した造りになっているのがTM-02の特徴だ。国内だと流通数が少ないのだが、知名度が低いためか、中古だとお買い得価格で買えた。

購入したサイズは17×9J+40の4本通し。なぜか17×9Jだけがリムまでスポークが伸びるデザインが採用されているのだが、それ以外は細身のRPF1風のデザイン。

見た目はスポーツホイールならではの細身さでかっこいい

そもそもAMEがファッションホイールのブランドということもあってか、TM-02はスポーツホイールの細身さにプラスしてアクセントとなるデザインがちょこちょこ入っていて、とてもかっこいい。凝ったデザインのセンターキャップ(構造的に少し外しにくい)はオプションで5000円/1個もするらしいが、それも付いてきたのでお得感が倍増。

2009年発売ということもあってか、内側はローボリュームデザインで今どきのスポーツホイールという感じの見た目をしている。しかし9Jは太い…。

他のサイズはそんなことないと思うが、17×9Jモデルはリム面からスポークがわずかに飛び出す部分がある。前オーナーはここを擦ったらしくタッチアップされているが、色があってないのでそのうちもうちょっとまともに修正したい気もする。

なんか…重たい…?

軽量ホイールとして名をはせたTRACERの後継だし、剛性を重視したモデルとはいえそこそこ軽いんだろうなぁ~と思いながら手元に届いたTM-02を開封したときに感じた。いや、感じてしまった。

これ、重たい…?

RPF1の同サイズがメーカー公表値で7.3kg~となっているので、TM-02も7kg台、悪くても8kg台前半だろうと思って持ち上げたのだが、その割にはずしっと来るこの重量感。なんだか嫌な予感。とりあえず秤に乗せてみる。

…なぜこんなに重たいの…?

流石に9.9kg/本はスポーツホイールとしては重量級。同サイズを持ってる人をネットで発見することができなかったのだが、別サイズの重量を測った人と比べても重たすぎる。というかさすがに18×11Jより重たい(参照:みんカラ)というのはあり得ないのでは…?

今RX-8に履いているホイールは、正直あんまりデザインが好きじゃない。2年ほど前に間に合わせで中古で買ったそれはWeds SportsのSA...

今履いてるA-TECH FINALSPEED CASTという格安ホイールが17×8Jで8.3kgなので、それより1.6kgも重たいんだが…。

KYOHO曰く、それぐらいの重量はあるらしい

この重量…もしかして偽物なのでは?

と思ったので、試しにプロデュース元であるKYOHOに問い合わせてみたところ、次のような返事が返ってきた。

トレーサーTM-02の重量ですが17×9.0+63の未塗装品のデータしかありませんでしたが、こちらが約9.2kgとなります。
ひゃっかいだん様お持ちのインセット40は裏側を盛り上げてインセットを浅くしている分肉がつく事と、塗装の重量を加味すれば9.9kgというのはおおよそその程度になるのではないかと思われます。
確かにTM-02より軽量なホイールは多々ございますが、TM-02はスポーツホイールとして必要な【強度】【剛性】にも配慮した設計を行っております。
いくら軽くとも強度、剛性が不足していては走行中ホイールがたわみフィーリングやラップタイムの悪化、過激な負荷によるホイール破損などが起こる可能性がありますので、TM-02ではスポーツホイールとして最適な【重量】【強度】【剛性】のバランスを最重視しているのです。

というわけで17×9JのTM-02はこれぐらいの重量があるらしい。他とディスクデザインが違うのもあって、余計に重量が増えているのかもしれない。

剛性に期待したい

正直この重量にはとてもがっかりしたのだけど、持ってみる限り重量は回転中心軸に寄っているような気がするし、デザイン的にも周辺部は軽く作っている。重量の割には慣性モーメントは小さい…かも。

そもそも剛性を重視したホイールなのでそっちの方が気になるし、実際指ではじいてみると「キンッ」と硬そうな音がするので、きっと高剛性に違いない。そうでなければ困る。高剛性ホイールは足やタイヤをより機能させるので、確実にタイムアップに繋がるのだ。

ちなみに、ZESTINOが一時売っていたZESTINO SPEEDA ZE-6SというホイールはTM-02のオフセット違いで、刻印とかもそのままだったそうな。