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エステルベースのレーシングエンジンオイル!SUNOCO BRILL 0W-20のペール缶を使い切ってみた結果【レビュー】

サーキットを走る人はだいたいエンジンオイルを何にするか悩んでいるものだが、僕も例に漏れずコスパのいいオイルを探している。今回はSUNOCO BRILL 0W-20のペール缶を使い切ったので、レビューしていく。

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SUNOCO BRILL 0W-20

SUNOCO BRILL 0W-20はSUNOCOブランドで販売されている中でのレーシングオイルに分類され、エステルベースの全化学合成となる。レーシングオイルなので取得規格はないのだが、API規格ではSM相当とのこと。

エステル技術「ES-TECH」採用。ノンポリマー仕様ですので、せん断安定性に優れ、0W-20という低粘度でありながら強靭な油膜、安定した油圧を確保したことで、0W-20の単体使用も可能にしました。

https://www.sunoco.co.jp/product/automotive_lube/lineup/brill/

BRILLシリーズのエンジンオイルは

  • 0W-20
  • 12.5W-40
  • 17.5W-50
  • 20W-60

の4種類があり、自分でブランドすることで任意のオイル粘度にすることもできる。僕は0W-20単体で使っていた。

走行距離が3000kmに到達するか、サーキットを2日走るかのどちらかのタイミングでオイル交換していたので、交換頻度としては比較的早め。車は現時点で走行距離16万kmを超えたノンオーバーホールのRX-8(ベースグレード)。冷却系の対策は特になし。

エンジンが軽く回るがトルク感は弱め?

流石にエステルベースの低粘度オイルなだけあって、冷間時のエンジンの始動性は良いし、数週間ぶりにエンジンをかけるとコールドスタートでヤバそうな金属音がする、なんてことは全く経験しなかった。あんまり動かさない車に対しても安心して使えるオイルだと思う。

0W-20という低粘度なためかエンジンの回転はかなり軽く、ビュンビュン回るのが気持ちいい。ただしその前まで使っていたTAKUMI X-TREME 0W-40に比べるとトルク感は劣る印象。低速コーナーからの立ち上がりやストレートの伸びが「もうちょっと速かったような気がする」と体感できたし、実際にロガーで見ると僅かだがストレートスピードが落ちていた。これは僕のRX-8が過走行車両であることにも関係しているので、もっとエンジンが新しい場合は影響しないかもしれない。

エンジンのタレが少なく、保護性能も十分

しょぼいエンジンオイルを使うとサーキットで連続周回したときにみるみるパワーが落ちていくことがあるが、さすがにSUNOCO BRILL 0W-20はレーシングオイルなだけあって、パワーがタレていくことは少ない。オートポリスの30分走行枠でも、適度にクーリングを挟めば最終ラップにベストラップが出ることもある。

エンジンオイルにとって最も重要な性能である「エンジンの保護」について。恥ずかしながらサーキットでシフトダウン時にミスをして軽くオーバーレブさせてしまったことがあるのだが、その後も全く問題なく普通にエンジンは動いている。3000kmごとに抜いたオイルは毎度しっかり汚れているが、明らかにシャバシャバになっていることはないし、そこに金属粉などが見えたことは当然のことながら一度もない。実際にどの程度エンジンが保護できているかはエンジンを開けてみないことにはわからない上、0Wなので「保護」という観点からはベストとは言い難いだろうが、ノーマルカーでサーキットを走るのに全く問題は無かった。

低粘度なサーキット用エンジンオイルを求めている人向け

なかなかレーシングオイルで低粘度なものが少なく、あったとしても値が張るものがほとんどだが、SUNOCO BRILL 0W-20はその中でも比較的安価に購入できる(最近ちょっと値上がりしているように見えるが…)。できる限りフリクションロスを減らしてストレートスピードを稼ぎたいローパワー車では有効な選択肢になりうるはず。僕のRX-8のような過走行車では少し向いていない一面もあるが、十分おすすめできるサーキット用エンジンオイルだ。

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