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K&Nエアフィルターのクリーニング方法

K&Nエアフィルターのクリーニング方法を紹介します。なお、なぜかクリーナーキットに添付されている英語版取扱説明書と日本語訳版説明書でやり方が若干違うので、今回は基本的に英語版に沿って説明する。

またこのクリーニング、地味に待ち時間が長く、なんだかんだ乾くのが早くても1時間はかかるので、ある程度時間に余裕があるときに作業するのがオススメ。

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K&Nエアフィルターのクリーニング方法

必要なもの

  • K&N メンテナンスキット
  • 柔らかいブラシ
  • 水道

があれば作業は可能。

メンテナンスキットはいくつか種類があるが、今回はスプレー式の品番99-5000を使用した。

クリーニングするのはこのRX-8用エアフィルター。ほぼ1年を使用して少しゴミの詰まりや汚れが見える程度。

ちなみにK&N曰く「5万マイル(≒8万キロ)毎に洗浄せよ」ということなのだが、さすがに2年に1回ぐらいは清掃したほうが良いと思う…。

0.大きめのゴミをブラシで取り除く

日本語版説明書にのみ記載されているが、最初に柔らかいブラシで大きめのゴミを取り除く。

1.エアフィルターにクリーナーを吹きかける

エアフィルターにAIR FILTER CLEANERと書いてある方のボトルから、クリーナー液をフィルター両面にたっぷりまんべんなく吹きかける。10分ほど置くと汚れが浮いてくる。

オイルが付着していない乾いたフィルターにクリーナーをかけてはいけない。またパーツクリーナーやガソリンを吹きかけたり、高圧洗浄などは、フィルターを痛める原因になるので行わないこと。

2.フィルターをすすぐ

フィルターのエンジン側から外側(ゴミが付着している側)へ、冷えた弱い水流ですすぎ、汚れを浮かせる。全てのゴミや元々付いていたオイルを取り除くためには、ステップ1~2を1~2回繰り返す必要があります。

水をかけると赤いオイルがみるみる落ちて白くなっていくのがちょっと楽しい。

3.フィルターを乾かす

フィルターを軽く振って余分な水分を落としたら、フィルターを自然乾燥(陰干し)させる。

コンプレッサーやドライヤーを使った強制乾燥はフィルターを痛める原因になる。フィルターが乾くまでオイルを塗ってはいけない。

ただこのフィルター、薄い割にびっくりするぐらい乾かないし、もう良いかなと思ってフィルターを振ってみるとどこからともなく水が出てくる。この乾かなさや保水性が高い防塵性の証でもあるとは思うが、夏場作業しても待ち時間が結構長い。

4.オイルを塗る

ノズルを3インチ(≒8cm)ほど離し、フィルターのひだに沿ってオイルを均等にスプレーする。オイルが浸透するまで20分間待ちます。色が薄い部分があれば、全ての部分が均一な赤色になるまでオイルを塗る。

時間はかかるがコスパは高い

というわけでK&Nエアフィルターのクリーニング方法を紹介した。作業自体は極めて簡単なものの、クリーニング剤やオイルの浸透、エアフィルターの乾燥にとにかく待ち時間を費やされるので、車を使わない夜などに作業するとしっかりと乾燥させる時間が取れて良いかもしれない。

ただその待ち時間や作業さえしてしまえば、半永久的にエアフィルターを使えるので、トータルで考えればコスト削減に繋がる。車の状態を維持するためにも定期的なメンテナンスを行おう。

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