アストロプロダクツのタップダイスセットを持っているのだけど、最近は諸事情で自分の家と違う場所に置いてあるせいで、ふと使いたい時に「あ、今手元にないんだった…」となりがち。使用頻度が高い工具ではないが、いちいち取りに行くのもめんどくさいので買い足したい。
E-Valueのタングステンタップダイスセット、アストロ製と同じでは…？
もう一個同じものを買ってもよいのだが、それでは芸が無い。かといって中華製の安価な製品を使うのは、今回の工具に関してはちょっと怖い。タップとダイスは精度と硬度が命だから、そこそこ名のしれたブランド品のほうが安心できる。
と思って色々探している時にE-Value製品が目に入った。あれ…これって…？
というわけでE-Valueのタングステンタップダイスセット（EV-40TD）を買ってみた。タップが17個、ダイスが17個、タップハンドル2種類とダイスハンドル1種類の合計40個入りのセットだ。ピッチゲージも付属するので便利。妙にレトロなパッケージがいかにもE-Valueって感じで安心する。
中身はこんな感じ。これ完全に見たことある。
しかも値段がアストロプロダクツより1000円安い（2025年2月現在Amazonで約5000円）。なんてお得なんだ。
| サイズ | 細目 | 並目 |
|---|---|---|
| M3 | 0.5 | 0.6 |
| M4 | 0.7 | 0.75 |
| M5 | 0.8 | 0.9 |
| M6 | 0.75 | 1.0 |
| M7 | 0.75 | 1.0 |
| M8 | 1.0 | 1.25 |
| M10 | 1.25 | 1.5 |
| M12 | 1.5 | 1.75 |
| 1/8-BSP | – | – |
ちなみに入っているタップとダイスのサイズも全く同じ。たまに細目のボルトがあったりするので両方入っているのは助かる。
手元に届いたものはダイスハンドルにバリがあったが、こんなのはカッターで削ってしまえばよいだけなので問題なし。使い勝手にも差を感じられず、タップハンドルがちょっと緩みやすいところまで同じだった。
ある程度信頼しているものが安価に手に入って嬉しい
おそらくアストロプロダクツとE-ValueでOEM元が同じということなのだろう。ホームセンターなどでも一般的に売られているようなブランドなので多少の安心感はある。
仕事で毎日使うならまだしも、趣味で使う分には特に困ったことはない。それが少し安く手に入ったのだから助かる。最近アストロ製のもじわじわ値上がりしてるので…。
ポチップ
ちなみにE-Valueには並目だけを揃えた20ピースの廉価版もある。そこまで価格差があるわけじゃないし、タップもダイスも単品で買うと高いので、個人的には40個セットのほうが良いかも。
ポチップ
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