スポンサーリンク

エイトリアンカップ初参戦!初の岡山国際サーキットに、初のRS606 R1で挑んだ結果

僕はRX-8に乗ってサーキットを走っているので、以前から一度は参加してみたいなぁと思っているイベントがあった。それがエイトリアンカップ。これはエイトリアンさんが主催するRX-8ワンメイクの走行会で、チューニングレベルや仕様に合わせて各種クラス分けを行った上でタイム上位者を表彰もしてくれる、タイムアタック的な要素もあるイベントなのだ。

関東地方で行われることが多いのでなかなか参加する機会が無かったのだが、今回は岡山国際サーキットでの開催。日程的にもちょうど開いてて参加できる。僕は岡山国際サーキットをRX-8で走ったことはないので、どんなタイムがでるのか気になる。

いくつかあるクラスの中で、僕のベースグレードかつ足回り以外完全ドノーマルマシンでもどうにか勝負権がありそうなクラスは無いかな~と吟味した結果、Zeknova RS606 R1タイヤのワンメイクであるZeknovaクラスにエントリーしてみた。Zeknovaタイヤも使ってみたかったことだしちょうどいいよね。

スポンサーリンク

初のエイトリアンカップ参戦!

車のいない快適な中国道を走ること約600km。ホテルに一泊して、サーキットのゲートオープン時刻を1時間ほど勘違いしたら、そこはもう岡山国際サーキットだった。

すげえRX-8がいっぱいいる…。

考えてみたら走行会なんてもう何年も参加していないし、知り合いが一人もいないので勝手がわからない。走行準備を終えてコミュ障っぷりを発揮していたら、親切な方々が話しかけてくれました。助かりました…。

僕は基本的に使うタイヤでそのまま自走するし、荷物を降ろして空気圧調整、レーシングハーネスを付けるのに邪魔な右リアシート座面を外す以外特に何もしない。これはあくまでも自分ルールとして統一している。一方でエイトリアンカップリピーターの多くは運転席以外のシートを外したり、現地で走行用のタイヤに履き替えたりしていて、このイベントに全力を尽くそうと楽しんでいるのが伝わってきた。あと参加者の皆さんがとても和気あいあいとしていたのがとてもいい…。

1本目:どうにか一周だけクリアが取れたものの…

今回Zeknova RS606 R1を初めて使うので、とりあえず周りにいた同じタイヤのユーザーさんやエイトリアンさんに話を聞いてみて、ひとまず冷間180kPaで走行開始。車高調の減衰は柔らかい方から前後24段目に設定してコースイン。

コースイン直後、フロントウィンドウに吸盤で貼り付けているAiM SOLO2 DLが外れてしまっていることに気づく。やっぱ寒いタイミングで付けると暖かくなった時に外れるよな…と、早めに外して助手席にポイ。これで走行中のタイムが分からなくなった。

追い越し禁止ルールのインラップはペースがとても遅かったので、計測1周目はタイヤの様子見で少しペースを控えめで走行。グリップ感はまだ低いが、コーナーを回るごとに手ごたえが上がっていくので計測2周目からアタックできそうな感触。ただコース上はペースの速いマシンと遅いマシンが混在し、なおかつコースアウト車両などが出たためなかなかアタックできない…。

そうこうしているとダッシュボードに張り付けていた747ProSまで飛んでくる始末。ダメダコリャ。こういう時は頑張ってもタイムが出ないので諦めていたら、1周だけクリアが取れたのでアタック。しかしその頃にはタイヤも垂れていたのでフィーリングはイマイチ。結果は1分54秒569で、速いのか遅いのかはよくわからないけど、とりあえず同じ銘柄のタイヤを履く人の中では一番時計だったので良しとする。

ぜろぴーさん、写真ありがとうございます。

Zeknova RS606 R1は、縦横共にグリップは高いし、温まりも悪くないし、周回を重ねてもさほどグリップ低下しないのはとても素晴らしい。一方で新品だからかトレッドがぐにゃぐにゃヨレる感じが結構あった。こんなもんなのかな?と思って他のユーザーに聞いてみたが、中古でもそんな感じらしいのでタイヤの特性なのだろう。エア圧は180kPaスタートで220~225kPaまで上がっていて、後半のフィーリングがイマイチだったので温間215kPaまで落とした。

2本目:ベストを更新してZeknovaクラス2位をGET!

先ほどあったロガーが外れるトラブルはしっかり対策して2本目に挑む。

2本目もインラップはペースが遅かったので計測1周目は流して、2周目にアタックするつもりで走行開始。ただ、冷えた状態だとどんなもんかと思ってちょっと試してみたら、1周目の2コーナーで大きく挙動を乱してしまった。後ろにいた人ほんとごめんなさい…。

1周目のミスはあったが、思惑通り2周目でばっちりクリアを取ることができたのでアタック!結果的にこれが今回のベストとなって、タイムは公式計時で1分54秒207。

この後クーリングを挟みながら再度アタックしたところ、1分54秒3までは行った。この時にはすでにタイヤは垂れていてアンダーがかなりきつくなっていたので、2周目に決められていれば53秒半ばぐらいまでは余裕だったんだろうなぁと思うとだいぶ悔しい。

なぜならZeknovaクラス2位だったから…。トップとはコンマ4秒差だったし、ロガー上の理論ベストでも53秒8は出ていたので惜しかった。

走行終了後のタイヤを見ると、とてもきれいに摩耗していた。エア圧は230kPaまで上がっていて、フィーリング的にも明らかに後半は上がりすぎだったので、おそらく温間210~220kPaあたりがベストだと思われる。Zeknova RS606 R1、ちょっとフィーリングに癖はあるものの、グリップの高さと周回性能的にとてもいいタイヤだと思った。僕のRX-8は基本的にアンダー気味にセットしてあるのだけど、ブレーキバランスもアライメントも改善されたので、もうちょっとフロントを強めるセットアップにするとこのタイヤの良さをさらに引き出せそう。それは今度試してみよう。

エイトリアンカップ、最高!

本当に久しぶりに走行会に参加したけども、皆さん本当にいい人ばかりだし、走行中のマナーもいいし、表彰やじゃんけん大会もあるしと、参加してみて本当に良かった。どうやら来年オートポリスでの開催も画策中らしいので(!?)、その時はぜひ参加させていただきたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました