マツダ RX-8のイグニッションコイルとプラグコードの交換方法を紹介する。
プラグコードの繋ぎ方を間違える等の作業ミスがあった時、最悪の場合エンジンの破損に繋がるので、自信のない方は整備工場にお願いしましょう。
イグニッションコイル&プラグコードの交換
新品部品の用意
交換するイグニッションコイルとプラグコードがこちら。今回はNGKの純正同等品で揃えた。
- プラグコード:RC-ZE81
- イグニッションコイル:U5093(純正品番:N3H1-18-100C)
とりあえず開けてみて現物を確認。
イグニッションコイルを外す準備
イグニッションコイルはスロットルボディの下に位置しているので、作業性が良くない。まずは周辺の部品を外して作業性を良くする。
↑のエアクリーナーBOXの外し方を参照に、エアクリーナーBOXを取り外し、蛇腹を横に避けておく。
この状態になればOK。イグニッションコイルとプラグコードに手が届くようになった。
同じくプラグキャップを脱着するために、左フロントタイヤを外し、ロアアーム後ろ側にあるゴムのカバーを外しておく。
イグニッションコイルとプラグコードを一つずつ順に脱着する
イグニッションコールとプラグは、プラグコードによって上の写真の①~④に対応するように繋がっている。このことを把握していれば全部一度に取り外してしまっても良いのだが、間違えやすいので一つずつ順に取り外し→装着を行う。
- イグニッションコイルからプラグコードを外す
- カプラーを外す
- コイルを留めている10mmのナットを外す
という順に作業すれば、イグニッションコイルを取り出すことができる。②と③は作業スペースの有無によって前後する。
プラグコードやカプラー、ナットを外したら、プラグ側もプラグコードを外し引き抜く。
イグニッションコイルを取り除く。
新旧部品を並べて間違いがないか確認。特にプラグコードは4本とも長さが違うので、同じものを選ぶ。
新しいコイルを取り付け、カプラーを嵌めたら、新しいプラグコードを装着する。
プラグコードを抑えるステーがあるので、そこにしっかりとコードを嵌める。
この作業を4回行うだけだが、場所によっては手が入りずらいので注意が必要。特にイグニッションコイルを留めているナットを落とさないことと、プラグコードを引っ張ったり傷つけたりしないように気を付けて行う。
またミッション側のハウジングに繋がるプラグコードには、エンジンと接触するのを防ぐため(?)の樹脂製でC型のクリップがあるので、
新しいプラグコードの同じ位置に移植。
全て交換出来たら、カプラーやプラグコードがしっかりとハマっていることを再確認。
エアクリーナーBOXや左フロントタイヤを元に戻す。最後にエンジンをかけて、問題なく動けば作業完了。
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