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【レビュー】軽量・低床・高くまで上がる!NOS 2t アルミフロアジャッキ

もともと欲しかったアルミジャッキがついに手に入った。以前からコストコに行くたびに「欲しいなぁ」と指をくわえてみていたのだが、ある時期を境に商品棚からしばらく姿を消していた。

しかし数か月前に突如として在庫が復活。さらについ先日行ったときには、これまで見たことの無い安値が付けられていた。だからまぁ、ジャッキを新調してしまうのも仕方がないのだ。

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NOS 2t アルミフロアジャッキ

それがこの、NOSブランドで販売されているアルミ製2tフロアジャッキ。何がいいって、軽量・低床・高い最高位!の3つが揃ってること。スペックは以下の通り。

  • 最低位:90mm
  • 最高位:495mm
  • 長さ:670mm
  • 幅:330mm
  • 重量:21.5kg

NOSブランドが付いているが、実際に作っているのはALCANらしい。オレンジ色のボディと、ぐっと低く構えたデザインがかっこいい。

ダブルポンプ式で、無負荷なら5回持ち手を動かすだけで最高位まで上げられた。

フルアルミボディによるパワーロスを補うためだろうか、持ち手がかなり長い。この状態で一番高い部分は140cmほどある。

ARCANの3tジャッキと比較

これまで使ってきたARCAN製のアルミ/スチール3tフロアジャッキと見比べてみよう。ちなみにこちらのスペックは以下の通り。

  • 最低位:100mm
  • 最高位:470mm
  • 重量:26.5kg

NOS 2tアルミジャッキの方が、より低く、より高く、より軽量だ。

全長はARCAN 3tジャッキの方が少し短い。

並べて横から見てみると、NOS 2tジャッキは受け皿の位置が低いだけでなく、高さのある部分までも低く抑えられていることが分かる。ちなみに、ハンドル部分を除いて最も高い部分は両方ともに約150mm。

取り回しの軽さと低さで作業性UP!

さっそく使ってみた。ローダウンしたRX-8の場合はジャッキアップポイントが前後ともに奥まった場所にあるため、低床ジャッキとはいえスロープで前後片輪を上げておく必要がある。

しかし、軽量かつ車輪の動きが良いので、取り回しがかなり楽。目的のポイントまでスッと動かすことができる。ALCAN 3tジャッキでも十分軽かったが、さらに動かしやすくなった。また全体に高さがおさえられているので、車体との干渉も最小限で済む。

ミッションオイルの交換をするため割と高めまでジャッキアップしたが、ジャッキのパワーは十分。油圧を抜く際のコントロール性も悪くないので、ジャッキを下す時も安心して使える。アルミ製ゆえの剛性不足は心配だったが、特に気になることはなかった。

デザイン・機能性ともに大満足

NOS 2tアルミジャッキは定番商品なだけあって、そのデザインや機能には大満足。21.5kgと軽量なので、サーキットへ持ち運ぶ際にもそこまで苦にはならないはず。普段の整備からサーキットでのセッティング変更までガンガン使いたいジャッキだ。

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