オートポリスライセンスを取得した当日。濃霧で何にも見えない状態だけども、スタッフさん曰く「午後からは霧が晴れる予報」らしいので、ひとまずは霧が晴れるのを待ってみることにした。
霧の都、オートポリス
…とはいっても、オートポリスの霧はそう簡単に消えてくれるようなものじゃない。時折見せるわずかな晴れ間も、一時の夢のように白く消えていく。そう簡単には走らせてくれないらしい。
ぐだぐだと霧が晴れるのを待っていると、一人また一人と来場者たちが帰っていく。ちょっと寂しくなってきた…。
ひたすらに待ちぼうけしていたら、残すは最終枠のみというタイミングで晴れ間が増えてきて、他クラスの走行も行われ始めた。ついに走る時が来たのだ!
初走行は霧のハーフウエット
半日待ち続けただけあってついに走行できることに。みんな帰ってしまったため、この枠で同時に走るのは自分を含めて2人だけという超好条件。路面はうっすら濡れている程度とはいえ、直前の走行枠でフォーミュラが一台後半セクションでクラッシュしたので、所によってはしっかり濡れているらしい。小雨も降ったり止んだりを繰り返している。
RX-8で国際サーキットを走るのも、オートポリスを走るのもこれが初めてなので、とにかくコースの確認と車の状態や、ある程度感覚がつかめる程度の安全運転を意識してコースイン。実はブレーキパッドの残量が心もとなく、あんまり攻めたくないのでちょうどよかったりする。
見たところそこまでウエットではないものの、100Rや後半セクションはがっつり川の後が残っていたりと少し危なげ。またハイスピードになると現れる車体がフワフワするような感覚がどうも慣れないので、安全運転で走ることに。3コーナーやジェットコースターストレート後の11コーナーなどの下りながらのコーナーは特に安全パイで手前から緩めにブレーキングして走ってみた。
結果、今回のベストラップはGPS計測で2分25秒620。タイヤはATR-K SPORT(255/40R17)。このコンディションでもホームストレート残り200m看板ぐらいでリミッターがかかるのね。
無事に初走行を修了
というわけで何事も無くオートポリス初走行を修了。ジェットコースターストレートの下り坂は思ったほどじゃなかったり、ライン取りに大きく迷わされたりしなかったのは良かった。一方で、一つ一つのコーナーが大きいだけに先が見えなかったり、ハイスピードなりの車体のフワフワ感がどうも馴染めなかったりなど、課題がはっきりと見えてきた。次はできればドライで走りたい…。
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