ブレーキフルードなんて基本的に普段使ってるKYK BF-4で十分だなって思ってるんだけども、サーキットを走るとたまに「ちょっと不安だな」と思うタイミングは実際ある。安価に手に入る極めて標準的なDOT4規格のフルードなのでそんなことは当たり前の話なのではあるが…。
これでも適度にクーリングを挟み、劣化したら即交換というサイクルで使えば十分サーキットを楽しむことができるのだが、もしオートポリス等の速度域の速いサーキットでブレーキが抜けたりしたら一大事。それによってクラッシュ、怪我をしたりお金がかかってしまうことだけは避けたい。
というわけで今回はブレーキフルードのグレードアップを行う。
プロジェクトμ G-four 335へ全量交換
今回選んだのはプロジェクトμのG-four 335。このブログをやる前にはウェッズスポーツ レブフルードに変えてみたり、過去にはディクセル DOT5.1を使ってみたりしたこともあるので、今回はまだ使ったことの無い製品をチョイスしてみた。値段はちょっと高いけど…。
フルード交換の方法は過去の記事を参照。
注意点として、フルードが全くの別物になるので、出来る限りサブタンクの中の古いものを抜いておくと良い。注射器などでサブタンクの手前側と奥側のフルードを抜けばOK。
後は通常通りブレーキ・クラッチフルードを交換すればOK。G-four 335は色が緑色なので全量交換されたことがわかりやすい。明らかに着色されたチューニングカーっぽい感じはあんまり好みではないけど。
粘度が高く、ペダルタッチはカッチリ系
フルードのレビューはまた後程サーキット走行後に行うが、交換時に思ったこととして、このフルードは明らかに粘度が高い。KYKのBF-4に比べてドロッとしているのがはっきりとわかる。
停車時の踏み心地については差がないように思うが、車を動かしてブレーキを踏むと、踏み始めた瞬間からブレーキパッドが動いて制動力が立ち上がるので、初期制動がめちゃくちゃに高いここ最近の国産車みたいなフィーリングになった。感触が変わりすぎてちょっと慣れない。でもブレーキペダルを離せばパッと制動力が消えるので、ペダルの動きとパッド(ピストン)の動きの連動性が上がったようだ。いわゆるカッチリ系のフルードだと思う。
@156018km
作業は総走行距離156018kmの時に行った。
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