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3年ぶりのTSタカタサーキットで雨練してきた

少し遠出したある日のこと。「あ~なんかこのまま帰るのもったいないな~」なんて思っていたら、体が勝手に広島の山奥へ向かっていた。天気予報を見る限り夜の間に雨が降った様子があるが、朝イチからは曇り予報。もしかしたら少し待てば路面はドライかもしれない。そんな淡い期待を持ちながら高速道路のインターチェンジを降りた。

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3年ぶりのTSタカタサーキット

というわけで2018年4月以来となるTSタカタサーキットに来てみたのだけど、路面はガッツリ雨。12月なので気温は低いし、雲はしっかり厚いので日照が期待できない。うーん、これはドライは無理だな。

周りにはおそらく同様にドライで走れることを期待したであろう人たちがちらほらいて、誰もがやたらゆっくりと走行準備をしている。みんなレインでは走りたくないのだ。ただ、ここまで来てしまったら仕方がないので、僕もゆっくりと荷物を下ろして走る準備をしていった。

ウエットでひたすら練習

折角の機会なのでウエットで練習しよう。タイヤのエア圧は冷感2.5kPa、減衰は前後最弱から8段目でスタート。つまりは街乗り状態だ。

走ってみるとなんだか妙にグリップしない。先日の美浜サーキットも雨だったが、その時よりもグリップが薄い印象がある。もしかすると路面の違いによるものかもしれないし、オートポリスでタイヤが減ってしまったタイヤをフロントに持ってきていることも影響しているかもしれない。

そこでエア圧を一気に冷感2.0kPaまで落とすと、タイムも向上してグリップ感も多少だが良くなってきた。あと車の動きの落ち着きの無さも気になってきたので、減衰を前後16段までアップ。まぁこんなもんかな~という感じの動きになってきた。

ところで先日ショートスタビリンクを導入してからこれが初のサーキット走行となったのだが、さすがにサーキットを走れば雨でも違いがわかった。明らかにスタビが効いてくれるようになったおかげでロールが減少している。ただそれが雨だと許容の少なさを生んでいるようにも感じられるので、一長一短があるかもしれない。

それよりも車の問題はトラクションの無さ。アクセルを踏むとトラクションがかからず、むしろ横を向いてしまうので、かなり我慢の走りを強いられる。なるべく脱出に向け早めに向きを変えるようにし、立ち上がりでは前に転がすようにじんわりアクセルを踏む走りを意識していく。ブレーキもロックさせないようにかなり慎重に、しかしなるべく短く止まれるように前後の荷重移動を意識する。コーナーによってはわざと減速を途中でやめ、ブレーキを軽く引きずりながらハンドルを切り込んでいくことで外側のタイヤをしっかりと路面に押し付けて、フロントタイヤの手応えをハンドルで意識しながら旋回させて…。

などなど、一人ドライビングレッスンをした結果の当日ベストがこれ。いつものカメラを忘れた上に、GoProの設定ミスで手ブレ補正が効いて見ずらいのはしょうがない。路面は少しずつ乾いてきたが、最終的にはうっすら濡れた状態だった。

TSタカタサーキットなら走行時間も半日または一日と長いので、色々試すなら最適。ウエットということもあって自分の運転を見直すことが出来てよかった。まぁ、本当はドライで走りたかったけど…。

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