Triumph Daytona675のエンジンオイルとオイルフィルターの交換方法を紹介する。
エンジンオイルとオイルフィルターの交換方法
まず車体左側のサイドカウルを外す。外し方は↓を参照。
工夫次第で外さなくても作業はできるのだが、外したほうが作業性は良い。
オイルの排出
まずバイクを垂直に立てる。
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エキゾーストパイプの裏辺りにいるのがオイルエレメント(フィルター)で、オイルパンに刺さっているのがドレンボルト。僕のDaytona675はドレンボルトが社外品に交換されている。
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まずドレンボルトを外してオイルを排出する。オイル受け皿や廃油処理材を使って受け止める。廃油処理材を使えば燃えるゴミとして捨てられるので便利。3L程度出てくるはずなので、それ以上の容量の処理材を使う。
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またドレンボルトとオイルパンの間にパッキンが張り付いている場合があるので、そのときはパッキンを外す。
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フィルターはフィルターレンチで外す。
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オイルが排出されきるまで5~10分ほど待つ。
フィルターの組付け
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新しいオイルフィルターを用意。ユニオン産業のMC-620が適合する。純正でも良いが、こちらが安く手軽に手に入るのでオススメ。
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フィルターのパッキンにエンジンオイルを塗る。指につけて塗るのも良いが、僕はいつも古いフィルターとこすり合わせてオイルを塗っている。こうすれば手が汚れないし簡単なので。
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オイルフィルターの締め付けトルクは10Nm。実際には「片手でギュッ」ぐらいでOK。
ドレンボルトの組付け
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ドレンパッキンは必ず新品を使用する。サイズはM14で、厚みは2mm程度のものであればOK。
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オイルパンにドレンボルトを組み付ける。締め付けトルクは25Nm。
エンジンオイルを入れる
Daytona675のメーカー指定オイルはAPI SH(またはそれ以上)及びJASO MAの仕様に適合する半合成または全化学合成の10W-40もしくは10W-50のモーターサイクル用エンジンオイル。オーナーズマニュアルでは例としてCastrol Power 1Racing 4Tが上げられている。
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ちなみに僕は今回YAMALUBE Premium Synthetic 10W-40を選択。全化学合成のバイク用オイルとしては素晴らしく安い。
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オイルの量はフィルター交換時で3.2L、オイル交換のみで3.0L。ドライフィル(エンジンを完全に分解して組み直したとき)で3.6Lとされている。
が、実際にやってみた感じ3.2Lだと少し少ないようにも思う…。3.4Lぐらいが適正かもしれない。
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オイルフィラーキャップを開けて、適量のオイルを入れる。まずはメーカー指定の量を入れて、そこから様子を見ればOK。
油量を確認する
エンジンをかけて30秒ほどアイドリングをして、エンジンを停止、油量を確認する。
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- 油量確認のディップを引き抜いてウエスで拭う
- ディップをしっかりと奥まで締める
- (バイクを垂直に立てて30秒ほど待つ)
- ディップを抜いて油量を確認する
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エンジンオイルが上限と下限の間にあればOK。
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