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TSタカタサーキットで車高調のセッティング出しを行う!

いつもやたらとお世話になっている大学時代のO先輩が、ついに広島県で就職することに決まったという話を聞きつけたので、就職祝いと車高調のセッティング出しを兼ねてTSタカタサーキットで遊んできた。

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1年ぶりのTSタカタ

思えばちょうど一年前に初めてTSタカタを訪れたときは、M後輩が吐くまで走りたいとか言いながら結局吐かなかったなぁ~、結局あの時のアレックスはその後事故って廃車同然になってたけどどうなったんだろうなぁ~、なんて感慨深く思いながら早朝から高速道路を走ること約4時間。朝5時半ごろに出発して9時半には到着したんだから、TSタカタは割と近いような気がしてきた。もはや自分の感覚がおかしい。

TSタカタサーキットで遊んできた
名古屋にいる僕の大学の後輩が、今年の初めに僕の先輩から車を買ってサーキット遊びに興じてるんだけど、いかんせん走り始めたばかりだからあんまり上手くない。今年の6月に会った時もまだまだ全然で、練習が必要だよね、という話をしていた。「僕は大分だか...

高速道路で車高調の慣らしを行う

我が家からTSタカタまではおよそ400km弱の距離なので、車高調の慣らしをするのにピッタリの距離感。車高調の慣らしが必要かどうかの議論はさておき、付けたばかりのBLITZ ZZ-Rの減衰を最弱に設定して法定速度で巡行。

RX-8 車高調の取り付け方法
車高調を買ってスプリングも組付けて、後は車体に組むだけ!ってなわけで、RX-8に車高調を組む。注意事項足回りの交換となるので、整備に詳しくない場合は一人ではするべきでなく、一緒に作業してくれる整備に詳しい人がいない場合は整備工場で交換しても...

これが装着した直後にも思ったけども、減衰が最弱だと、特にフロントのおさまりが悪くギャップを超えたときなどに前側ばかり動いてしまい少し気分が悪くなる。スプリングのレートアップもしているし、かなり減衰がバネに負けている印象。ただし前後ともに3cmダウンに設定しレートも上げたおかげで、ジャンクションなどのコーナーでの安定感は素晴らしい。タイムアップに強い期待が持てた。

到着直後に足回りのトルクチェック

さすがにつけたばっかりの車高調でいきなりサーキットを全開で走るのは怖いので、普段はもっていかないジャッキやスロープなどを持ち込んだ。サーキットに到着するや否や、パパっとジャッキアップしてタイヤを外し、車高調への交換で緩めたボルト類がしっかり締まっているかを確認。これがあるから9時半にはついたけど午後からしか走る気がなかった。結果一つも緩んでいなかったので良かったんだけど、ここでついでに、車高調を組んだ時には時間がなくてパスした前後下側のアーム類の1G締めもしとけばよかったなぁといまさらながらに後悔。だってこの後することになるんだもの…。

いざ実走!

走行準備やトルクチェックをした後はO先輩の走りを見ながら、一緒にTSタカタにいた人とダベりながら午前中をダラダラと過ごし、午後を迎えたので走行開始。

今回の主な目的は最適な車高を見極めることにあるので、ひとまず減衰は前後最弱から

  • F:24段目
  • R:20段目

に設定。高速道路を走った感触からフロントを少し強めにして、減衰は終日固定で走った。

1本目:リアが軽すぎてやばい

とりあえずは家で適当に組んだ時のままの車高セット(前後約3cmダウン)で走行開始。走り始めた直後に早くも違和感を覚えた。

リアがものすごく軽い!

これはやばい。ブレーキングからターンインでいとも簡単にリアがでてお尻を振りまくる。3速全開で突っ込む最終コーナーでど派手にスピンしたときはちょっと車高調を入れたことを後悔した。

スピンした後に一度ピットインしてタイヤのエア圧を確認するが、これまでの純正足の時と比べてはるかに高い圧力になっていた。車高調を入れたことでタイヤへの負荷が増加したのだろう。これが高すぎてリアが軽かったというのもあり得るので、エア圧を調整したのちにもう一度コースインしたが、やっぱりリアが圧倒的に軽い。タイムは64秒半ばがベスト。コーナー全域で軽いので、リアの車高を調整することにしよう。

2セッション目:フィーリングが改善!

ピットインした直後にリアをジャッキアップして車高を落とす。見た目上はあと15mm下げられそうだったが、実際には10mm下げた時点で限界値だった。というわけで最大限リア車高を下げ、ついでにアーム類を全て1G締めし直してコースイン。

するとどうだろう。先ほどまでの馬鹿みたいにリアが軽い状況が一気に改善され、タイムも1秒UPの63.613秒!ただ、やはりタイヤへの負荷が大きく、純正サスの時だとそこまで大きく熱ダレしなかったKR20Aだが、アタック1周目以降はタレてタイムがどんどん落ちてしまうようになった。だからこのセッションのベストラップは1周目のまだ探っているときの状態。まだまだタイムは余裕で出そう。

3セッション目:フロント車高を落としたらダメダメになった

2セッション目ではリアが落ち着きを取り戻した分、若干フロントが負けだした感触があった。車高調はつけただけでアライメント調整を行っていないのだが、フロントのキャンバーを寝かせるか、車高を落とすかで迷った。ただとりあえずは車高調整での変化を見たかったので、フロントの車高を5mmダウン。RX-8フロントサスのレバー比は1.45なので、実車高で7.25mmダウンになる。もちろんついでに、車高調を組んだ時にはやってなかったロアアームの1G締めも行った。

そしたらアタック1周目にベストを更新する63.581秒が出たが、やはり相対的にリアが軽くなってしまいフィーリングは最悪だし、ベストラップでもリアが出まくってダメダメな状態。ただベスト更新の理由は2セッション目で走り方やシフトのベストタイミングをおおよそ掴んだことにあるだけ。

4セッション目:2人乗りなのでベスト更新ならず

3セッション目でダメダメだったのでフロント車高を元に戻した。あとはキャンバーをつけたかったのだが、2&3セッション前のアームの1G締めに時間を取られてしまったせいで残り時間があとわずか。またO先輩がエイトの助手席に乗りたいとのことだったので、結局車高を戻しただけで軽くアタック。

結果タイムは2人乗りでも64秒フラットと悪くない感じ。重量が増えたことで自分のミスがあったが、フィーリングは良好で、2人乗りでも普通に63秒半ばは行けそうな感じ。ってかベストよりも速いタイミングもあったし…。

62秒半ばは余裕で行けそう

という感じでこの日は終了。車高のおおよそのバランスは分かったし、あとはドライビングを合わせてアライメントを調整すれば62秒半ば位まで行っちゃいそうな感触が得られた。前後のロール量もいい感じだったので、計算で求めたスプリングレートもばっちりだった。ZZ-Rのリアの車高調整幅の狭さはアレだけど、KR20Aでここまでタイムが出せるんだったら全然文句はないし、むしろ素晴らしいコストパフォーマンスの高さが分かって大満足。車高調買ってよかった!

あと新O先輩家近くの広島お好み焼き屋はおいしかったのでまた行きたい。宿も確保できたことだし(笑)、またTSタカタを走りに行こう。

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