RX-8のプラグ交換方法です。プラグ交換なのにジャッキアップが必要なので、不安な人は素直にプロに任せましょう。
RX-8のプラグ交換
超ロングエクステンションのプラグレンチが必要
普通プラグ交換と言ったら、ボンネットを開けてカバーを外せばちょちょいのちょいで出来るのだけども、ロータリーエンジンの場合はそうはいかない。
RX-8のプラグは左タイヤハウスからアクセスしないと外せない。これゆえ、最低でも上の写真ぐらいエクステンション(250mm×2)を噛ませたプラグレンチが必要になる。ちなみに、実際のところ650mmぐらい延長させた方が便利。20.8mmのプラグソケットとの間にはユニバーサルジョイントを噛ませる必要もある。
またプラグは専用品で、RX-7との互換性すらないので、RX-8専用のものを購入する必要がある。NGK製(純正)かDENSO製からチョイスできるが、NGK製を選んだ方がいい。DENSO製は安いのだが、熱価が純正よりも高いのだ。今回は試しにDENSO製を選んでみたが…。
左タイヤハウスからプラグを交換
まずはジャッキアップし、左フロントタイヤを取り外す。するとロアアームの後ろ側にゴム製のカバーが付いているので、これの長穴になっている方を写真のようにクリップから外し、端に避けておく。
この奥にプラグが4本ついている。上側がトレーディングで、下側がリーディングだ。よく見るとプラグの横にTとLの文字が書いてあるので、どっちがどっちか分からなくなっても大丈夫。
- プラグキャップを手で引っ張って外す
- プラグレンチを使ってプラグを外す
- 新品のプラグをトレーディング側とリーディング側を間違えないように気をつけながら装着する
- プラグキャップがカチッと言うまで押し込んで装着する
という順番で1本ずつ作業すると、プラグキャップやプラグの着け間違いを防げる。
プラグの熱価は、トレーディング側はNGK製(純正)が9番、DENSO製が31番。
リーディング側はNGK製(純正)が7番、DENSO製が27番となっている。NGK製にはTとLの識別文字が書かれているのでわかりやすい。
最後に4つのプラグキャップがきちんとハマっていることを確認したら、ゴムカバーを戻し、ホイールを装着すれば完了。ホイールナットのトルクチェックは忘れずに行う。
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