車内環境をより便利にするためにBluetoothレシーバーMR230Bを導入したものの、これは一つの弊害を生んでしまっている。車内で電源を必要とする機器が一つ増えてしまったのだ。現状で電源が必要なものは
- スマートフォン
- Bluetoothレシーバー
- iPod nano
等があるが、別に常時ケーブルをつなげなければいけないわけではない。しかし例えば移動中にモバイルバッテリーを充電したくなる時もあるし、友達が横に載っているときは彼がスマホを充電したくなる時もあるように、USB電源は今やいくつあっても足りない。
AUKEY CC-S1
というわけで新しく買ったのがAUKEYのCC-S1。超小型で2.4A×2出力を謳うUSBチャージャーだ。AUKEYは相変わらずパッケージがシンプルでいい。
パッケージを開けると中身がフローティングマウントされていた。CC-S1の先端が箱の内側に突き刺さって固定するという少し凝ったパッケージになっている。
中身は
- CC-S1本体
- 取扱説明書
- AUKEYのカギステッカー
の3つ。
USB端子部分はこんな感じ。LEDなどの光り物は搭載しておらずとてもシンプルな造りになっている。全体的にはピアノブラックとまでは言えないが光沢のある黒で、これといって安物感はない。価格は結構安いけど。
シガーソケットに埋まるほど小さい
CC-S1(上)とAnker PowerDrive 2(下)を並べてみた。両方とも2.4A×2出力を持つUSBチャージャーだがサイズが全く異なり、CC-S1はAnker PowerDrive 2の半分ぐらいの長さしかない。
実際Anker PowerDrive 2をシガーソケットに刺すとこれぐらい飛び出すのに対し…、
AUKEY CC-S1は頭が埋まってしまいそうになるほどぴたりと収まる。サイドのバネが固めでかつ指の引っかかりもほとんどないのでCC-S1をシガーソケットから引き抜くのは少々手間だが、むしろこれは挿しっぱなしにして使うもの。これぐらい抜けにくいほうがUSBケーブルを抜き差ししたときにUSBチャージャーが抜けてしまうことがないのでむしろちょうどいいのだ。
ちなみに商品説明によると一部のマツダ車はシガーソケットが深いためCC-S1が使えない場合があるらしいのだが、少なくともRX-8では全く問題なく使用できた。
電流量も問題なし
さっそくCC-S1を取り付けてドライブに出かけてみたが、スマートフォンやその他電子機器を全く問題なく充電することができた。もちろん1ポートに対し2.4A出力が確保されているので充電スピードも素晴らしく速い。もちろんQC3.0などの新しい充電規格に対応しているわけではないのでそれらに比べると遅いのだろうが、僕の使用用途であれば全く問題なし。
LED非搭載モデルなのでちゃんと通電しているのかどうかははじめ少しだけ不安になるが、なんだかんだ言ってLEDの光りが目に入ると鬱陶しさを感じることも少なからずあるので、むしろこの主張しない感じは好印象。ただし夜だと差し込み口がわからないことがあるので、できればソケット部分だけぼんやりと光るような造りになっていたら良かったなぁとも思う。ただ運転中に頻繁に触るものでもないので気にする必要はないだろう。
これからは常時刺しっぱなし
というわけで、このあたかもメーカー純正かのようにシガーソケットに埋まるCC-S1にはとても満足した。なので…
Anker PowerDrive 2はセンターコンソール後ろ側に移動してもらった。これで僕のRX-8はUSB電源2.4A×4ポートを常設!車内環境がさらに快適になった!
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