ATR-Kの「K」は軽自動車の「K」?そんなのは過去の話だ。
ATR-K SPORTの17インチサイズがついに日本上陸!
ATR-K SPORTといえば、軽自動車でサーキットを走っているユーザーなら知らない人はいないであろう最強格安ハイグリップタイヤだ。14・15インチのラインナップを基本として、2010年代前半から活躍しているロングラン商品。僕も実際に軽自動車やロードスターで使ったことがあるが、その圧倒的な廉価さからは想像できないほどグリップが高く、国産のスポーツラジアルハイグリであればカモれるぐらいのタイムが出た。
長らく14・15インチ、そして飛んで265/35R18という巨大サイズが国内正規販売されていたATR-K SPORTだが、2019年5月末、ついに本国で販売されている17インチサイズが上陸した!
17インチと18インチのラインナップが増加
今回追加されたのは、
- 225/45R17
- 255/40R17
- 235/40R18
の3種類。特に255/40R17はサーキットで主流のタイヤサイズの一つなので、サーキットアタッカーには嬉しい。225/45R17や235/40R18はあまり大きすぎないサイズのホイールで使用可能なので、トータルコストが安く収まりそう。しかしどれも尋常じゃなく安い…。
ちなみに本国のラインナップはこんな感じ。あと日本に入ってきてないのは、
- 245/40R18
- 265/35R18(5.0mm浅溝バージョン)
の2種類だけ。245/40R18はそのうち入ってきそうな気がする。
※新規輸入されたのは5.3mmの浅溝バージョン
ATR-K SPORTはなぜかサイズによって溝の深さの設定が異なっているのだけど、今回輸入が開始された3サイズは、いずれも溝の深さが5.3mmと結構浅い。ATR-Kはトレッドウェア140ということもあって、普通に使ってても結構すぐ無くなっちゃうんじゃないかなという懸念はある。
ただサーキットユースに絞って考えれば、溝が浅いことによる応答性の良さなどメリットがあるので、いいタイムが出そうな予感。
アタックシーズンはもちろん練習用にも最適
流石に今の時期(5月終盤)から夏場にかけてはタイムが出ずらいが、そんな時に使っても惜しくない価格なのがこのATR-K SPORT。またタイムも出るので冬場のアタックシーズンで楽しみたい人にもオススメ。17インチ派は要チェックだ。
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