Triumph Daytona675のクーラント(冷却水)交換方法を紹介する。
クーラントの交換方法
まずは左側のサイドカウルを外す。外し方は↓を参照。
クーラントを排出

クーラントのドレンボルトはオイルフィルターの横にある銅ワッシャーが挟まっているボルト。これを抜くとクーラントが抜ける。

クーラントはそこそこ散らばるので広めの受け皿を用意するのが良い。

ラジエーターキャップ(赤)を外してさらにクーラントを抜く。
構造的に全部のクーラントは抜くのは難しいが、ラジーエーター下側のホース(緑)を抜けばホース内やラジエーター内のクーラントも更に抜ける。クーラントが抜けたらホースを元に戻す。

サブタンク内のクーラントも抜きたい場合は、ホースやシリンジポンプなどを使ってどうにかして抜く。

ドレンボルトの銅ワッシャー

ドレンボルトはM5なので、そこに挟まる銅ワッシャーもM5サイズ。取り外したときには必ず新品の銅ワッシャーに付け替えてから、ドレンボルトを戻す。

クーラントを注入する
Daytona675の整備書によるとクーラント量は2.4L。ちなみにラジエーターキャップの圧力は1.1bar。

今回はKYKのラクラククーラントを4L用意した。トライアンフの純正クーラントが何色なのかを僕は知らないので、今回は緑色を用意した。

ラジエーターキャップからクーラントを注ぐ。本当はクーラントキャッチャーなどの工具があるとクーラントがこぼれなくて便利。



ラジーエーターとサブタンクにクーラントを入れたらエンジンをかけてアイドリング状態を維持する。

徐々に水温が上がってきて、サーモスタットが開いたタイミングでクーラントの量が減るので、随時クーラント液を継ぎ足す。

電動ファンが回る温度まで上がればOK。エンジンを停止させる。


ラジエーターキャップを締め、サブタンクのクーラント量をMAXまで入れておく。
最後に適当に10~15分ほど実走行を行い、サブタンク内のクーラントが減っていなければ作業は完了。減っていた場合はサブタンクにクーラントを継ぎ足せばOK。

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